ロサンゼルス(LA)発祥の老舗バーガー店「ファットバーガー」が、満を持していよいよ今月28日に日本初上陸します。ファットバーガーは1952年にLAで創業し、現在は米国内だけでなく、世界20カ国におよそ200店舗を展開しています。ファットバーガーの魅力は何と言っても「FAT(ファット)」の名前からも想像できるようにその圧倒的なボリュームにあります。FATは「脂肪」とか「太った」などの意味がありますが、ファットバーガーのFATには、「Fresh(新鮮)」「Authentic(本物)」「Tasty(おいしい)」と言う意味も込められているそうで、単にファットがいっぱいのハンバーガーではなく、新鮮な肉と野菜を使い、本物のおいしさを求めたハンバーガー店として知られています。

LA市内にはたくさんの店舗がありますが、ビバリーヒルズのロデオドライブ近くの支店はアクセスも良く、観光客にも人気のロケーションです。
LA市内にはたくさんの店舗がありますが、ビバリーヒルズのロデオドライブ近くの支店はアクセスも良く、観光客にも人気のロケーションです。
サイズはスモールから3Xまで5種類。それぞれのカロリーと肉の重さが明記されています。
サイズはスモールから3Xまで5種類。それぞれのカロリーと肉の重さが明記されています。

 ファットバーガーのメニューはいたってシンプルで、スモール、オリジナル、ラージ、2Xラージ、3Xラージと5段階のサイズから選ぶことができます。スモールでもおよそ114グラムのパテを使っており、マクドナルドなど他店のパテと比べると倍以上の大きさがあるとのこと。そして特大サイズの3Xともなると、1枚225グラムもの特大パテが3枚重なっており、大人の男性でも完食するのが結構大変なサイズです。しかし、ファットバーガーは単に大きなサイズのハンバーガーと言うだけでなく、高品質な牛肉の赤身のみを使用して店内でミンチにして7種類のスパイスをブランドした肉を注文を受けてから焼き上げ、レタスとトマトもたっぷり入っているので、大きなサイズでも結構おいしくペロリと食べられてしまいます。

これでオリジナルサイズ。普通のハンバーガーよりもかなりボリュームがありますが、肉そのもののおいしさもあり、さほどヘビーには感じません。
これでオリジナルサイズ。普通のハンバーガーよりもかなりボリュームがありますが、肉そのもののおいしさもあり、さほどヘビーには感じません。

 ジューシーに焼き上げた牛肉の旨味をダイレクトに感じることができる基本メニューには、お好みでさらにチーズやベーコン、卵、マッシュルーム、パイナップルなどのトッピングを加えることもできますが、普通のバーガーでは少し物足りないという人には、テリヤキやBBQ、ベジバーガーなどグルメバーガーもあります。またサイドにはフレンチフライ、スイートポテトフライ、オニオンリングなどもあり、思いっきりジャンクフードを楽しみたいという人も存分に満足させてくれます。それでも、3Xじゃ物足りないという強者は、XXXチャレンジと題するタイトルに挑戦することもできます。パテを6枚重ねた6Xでも相当な大きさですが、中には9枚重ねた9Xを征した人もいるほど。各店舗の壁には、完食した勇敢なチャレンジャーたちの写真が飾られています。

パテ5枚、6枚、9枚と、特大サイズのファットバーガーにチャレンジして完食すると、壁に証明写真を掲載してもらえます。
パテ5枚、6枚、9枚と、特大サイズのファットバーガーにチャレンジして完食すると、壁に証明写真を掲載してもらえます。
カロリーが気になるし、肉はちょっと…と言う人には、本物の肉と同じような旨味が味わえる食物肉を使った「インポッシブル・バーガー」もあります。
カロリーが気になるし、肉はちょっと…と言う人には、本物の肉と同じような旨味が味わえる食物肉を使った「インポッシブル・バーガー」もあります。

 ちなみに3Xのカロリーは、1668~2050カロリーだそうですが、日本でもアメリカのメニューをそのまま食べることができるとのこと。LAっ子たちもチャレンジしているパテ6枚を重ねたUSキングバーガーにチャレンジしてみてはどうですか?! (米ロサンゼルスから千歳香奈子。日刊スポーツ・コム「ラララ西海岸」、写真も)