小樽市の塩谷沖で25日、例年より早く釣れだしたヒラメを狙った。38~48センチが1人0~2匹と釣果は薄かったが、シーズン到来の強い引きを楽しんだ。

 午前6時、小樽港から凌駕(高橋船長、【電話】090・7058・4829)に5人が乗船。水深30メートルに投入後、1時間ほどでアタリが。すぐ2匹目、3匹目と上がりにぎわったが、潮止まりとともにアタリも止まった。

 そこでマガレイ釣りに変更。小型が多かったが、中には30センチ超も釣れ、浅場では50センチと40センチのイシモチがダブルで上がった。潮と風で船が流れるようになり、沖上がりとした。ほかに釣果は18~30センチのマガレイが1人10~20匹、30~50センチのイシモチが1~3匹。高橋船長は「例年より早く釣れだし、今年も期待できる」と話しており、水温上昇次第で数釣りも狙えそうだ。【リポーター・竹鼻雅己=61】