日本海の増毛沖でヤナギノマイとマダラが好調だ。18日に出掛け、25~30センチのヤナギノマイが1人40~70匹、55~80センチのマダラが同3~6匹と、手応えのある釣行となった。

 午前4時、留萌港から第8天興丸(金子秀雄船長=【電話】090・3115・5167)に8人が乗船。潮の流れがない水深180~200メートルで、オモリは200号を使った。

 開始早々にヤナギノマイが単発や2~3匹釣れたが、魚探の好反応に比べると追い食いが薄い。ポイントを移動しながら狙っていると、食いが良化し、数釣りとなった。

 中型のマダラも交じり、タラシャクリには大型もヒット。だが、増毛沖は底に起伏があり、タラシャクリや胴突仕掛でも、底から1~2メートルほど上げないと根がかりになった。釣果はほかにホッケ、スケトウダラが船中数匹。

 石狩市から参加し、ヤナギノマイを針数8匹釣りした獅畑武雄さんは「水深が200メートルと深かったが、バレがなく良かった」とホッとした表情。金子船長は「ヤナギノマイは今後も良く、マダラも大型が数釣れる」と話しており、今後も期待できそうだ。【リポーター・竹鼻雅己=61】