日本海小樽市の小樽沖から塩谷沖の間で2日、旬を迎えているヒラメを狙った。36センチから大物は70センチまで、1人0~10匹とまずまずの釣果だった。

 午前5時、小樽港から凌駕(高橋満義船長、【電話】090・7058・4829)に6人が乗船し、15分でポイントに到着。ヒラメ用仕掛にバケ600グラム、エサはオオナゴを使用した。開始早々から40センチ級がヒットし好調。その後は底から2~3メートル上げて竿(さお)を振っていると、上の針に食い付き、引きも強かった。

 船は波で何度も流されたが移動を繰り返しながら、魚を狙った。開始から30分たったころ、札幌市から参加していた小森公一さん(59)に大きなアタリがきた。竿が大きく曲がり、リールを巻き上げる度に竿先が海中に持って行かれそうになったほど。70センチヒラメを釣り上げ「でかい、でかい」と大喜びだった。

 潮が止まり、食いも渋くなったので塩谷沖にポイントを変えた。しかし、ここでも潮が動かず、アタリはポツポツ状態に。それでも当たり直後に仕掛けをすぐ降ろす動作を繰り返し、3回連続で釣った人もいた。高橋船長は「今シーズンもヒラメ狙いは好調で、今後も期待できる」と話しており、まだまだ楽しめそうだ。【リポーター・竹鼻雅己=61】