さあ、今年もブラックバスは、フィッシングナビゲーター永浜いりあが仕切ります。タイトルも「バスだ！　愉快だ！　全員集合！！」にして、気分も一新しまーす。まず、その前に練習をしておきましょう…ニゴイで。１６日、まだ寒ーい神奈川・津久井湖で、金属製のバイブレーション「メタルバイブ」を使って、底にへばりつくニゴイと遊びましょ。今年のバス予選＆決勝のスケジュールも発表しちゃうぞ。

　津久井湖、初めてでぇーす！　とってもきれいなの。湖のすぐ横は国道４１３号。車もビュンビュン走っているのに、この静けさ。気持ちいいですねぇ～。何しろ奥行きがあって、連なる山の向こうにまだ湖面が続いているの。細長い芦ノ湖みたい。これ、新緑のころ、もっと気持ちいいだろうなぁ～。

　そうそう、今年もバス釣りで頑張りますよ。いろんな釣り場に顔を出す前に、ちょっと練習しちゃおうかなぁ、と。まだ、寒くてバスは厳しー。そこで、ニゴイをターゲットにして、バス釣りのブルブル感を思い出しましょう、という練習でーす。津久井湖のベテラン、菅谷淳一さんがコーチとしてガイドしてくれました。サンキュー。

　使ったルアーはバイブレーションです。海のシーバスとかでも使うね。しかも金属製のメタルバイブ「スクープハンマー」です。そのまま沈めると、ヒラヒラ、って木の葉が舞い落ちるような動きです。リールでラインを巻くと、スクープハンマーは揺れながら、細かい水の泡を残して泳いでいく。これはバスも気になるよなぁ…って、今回はニゴイくんでした。

　菅谷さんは「ルアーを着底させたら、ちょっとティップ（サオ先）を上げる。ルアーが持ち上がって、ヒラヒラと落ちる。またティップを上げて…を繰り返して、ときどき動きを止める。この止めたときにバクン、ブルブル、です」。

　へぇ～、落としました。ヒョイ、ヒョイ、ヒョイ…ピタッ。あーーーーー、ブルブルだ、本当にブルブルだ。巻き上げると口が下を向いた宇宙人みたいな顔をしたニゴイくんです。面白ーい。これはクセになりそう。

　その後も順調に釣れて、いりあは全部で７匹。すぐ合わせちゃうとバレることもあるから、少し「タメ」をつくるといいかもね。

　バスの練習には最適ですね。あー、バス釣りしたくなっちゃった。東京からも近いから、また、遊びにきちゃおうかな。みなさんも、どーぞ来てくださいね。

　▼問い合わせ　津久井湖「津久井観光」【電話】０９０・４７５１・４７０６（午前８時～午後５時でお願いします）。現在の営業時間は午前７時～午後４時。ボート料金は２５００円～。要予約。

　▼釣り方やルアーなどの問い合わせ　矢口釣具店【電話】０４２・７８４・０２５１。相模屋【電話】０４２・７７８・４９９１。