ヒラメ釣りでにぎわう日本海。8月最後の週末となった27日、積丹半島の神恵内村川白沖に出掛けた。62センチを筆頭に、40~62センチサイズが1人当たり2~8匹、ソイやガヤなども釣れ、楽しい釣行となった。

 午前5時、高栄丸(高田船長、【電話】0135・77・6200)に6人乗船し川白漁港を出港。20分ほどの川白~珊内沖、水深20~35メートルで竿(さお)を出した。ヒラメ用仕掛けに、バケ500グラム。エサはオオナゴ。時々吹く強風に加え、前日からのウネリの影響と潮の流れが悪いのか、食いが浅くバレることが多い。風が強いため、本来の窓岩から西の河原沖へは行けず。川白、珊内沖ではポイントによりフグが多く、エサを取られるなどして苦戦した。

 水深35~40メートルでは連続で釣れることもあったが、相変わらずバレが多い。場所移動もしながら、根のある所では50センチ前後のアブラコやガヤ、シマゾイ、マゾイも掛かり、50センチのマゾイとアブラコが同時に釣れることも。水深20メートル前後ではヒラメのアタリこそ少なかったものの、船中40~50センチ数匹に、60センチと62センチが上がった。62センチを釣った札幌市の新藤博司さんは「朝からバレが多かったが、これはイナダのような引きだった」と、手応えを思い出していた。

 ヒラメ以外では、マゾイ35~50センチが1人2~4匹、シマゾイ、ガヤ、アブラコは船中数匹。高田船長は「ヒラメは今後食いが良くなり楽しめるでしょう」と期待していた。【リポーター・竹鼻雅己=62】