太平洋えりも沖の五目釣りがすごい! 22日午前5時、えりも町の目黒漁港から芳陽丸(小栗継男船長、【電話】090・1644・5923)に10人が乗船。全員がクーラー釣りの大漁だった。

 手始めは目黒から庶野沖の水深100~120メートルで、大型ヤナギノマイとアオゾイの両主役を狙った。2度ポイント移動すると中型や大型交じりのヤナギノマイが、5~8匹同時にヒットした。同釣り場の中層ではサバの群れに遭遇し、良型のアオゾイも続いた。底から15~20メートル浮いた群れでタナをロックオン。追い食いをさせ5~6匹釣れた。最初はエサに赤イカを付けたが、後半はエサなしでも上々で、仕掛けの差もなかった。

 1人当たり35~40センチヤナギノマイが30~50匹、40~50センチアオゾイ15~20匹、50~70センチマダラ2~6匹、30~35センチサバ15~20匹、45~55センチスケトウ5~10匹という釣果。小栗船長は「ヤナギノマイ、アオゾイは好調で11月まで続く」と好漁をアピールした。【リポーター・竹鼻雅己=62】