石狩湾石狩沖で旬の寒ヒラメが好調だ! 石狩湾新港の花畔埠頭から4日、第18たつみ丸(磯部辰己船長、【電話】090・6878・6212)に8人が乗船。竿頭22匹を筆頭に、38~68センチが船中76匹の好漁に恵まれた。いよいよ師走入りで水温も下がり、脂の乗りも上々になってきた。

 午前7時、高まる期待を抑えながら約1時間ほどで、水深45~48メートルのポイントに到着。投入直後から船中でヒットが連発。タモを入れながら45~50センチ前後が多く上がった。魚がエサを深く食い込まずはき出すため、何度も小さなアタリで合わせて、竿(さお)を止めながら食い込みを待った。

 時間の経過とともに風が収まり、朝方より魚が活性化した。食い渋る時間もあったが、いいポイントでは一度に4、5人が同時に釣れたり、魚が集まっているところもあった。水深が深いため、バケが走り糸が絡むオマツリも多く、エサを付ける仕掛けを1本にしてすぐ外せるように工夫した。仕掛けのキャップの色は蛍光色やピンク、赤金などが良かった。

 一方、この日は状況の変化が著しく、魚の誘いなども合わせづらかった。そのため、竿の硬さや仕掛けなどの違いでボウズの人もいた。磯部船長は「ヒラメ狙いは好調で、なぎ次第で12月末まで狙える」と話しており、まだまだ楽しめそうだ。

【リポーター・竹鼻雅己=63】