道南大沼国定公園のワカサギ釣りが始まった。周辺は大沼合同遊船船着き場と釣り堀太公園、国道5号沿いの大沼漁業協同組合管理の蓴菜(じゅんさい)沼・大沼湖畔周遊道路キャンプ場沖があり、自前の竿(さお)を持ち込む家族連れなどでにぎわっている。

 8日午前11時、快晴の無風で絶好の釣り日和。氷厚が17センチになった釣り堀太公園や天然湖では、家族連れや愛好家、旅行者など約70人が、開幕したワカサギ釣りを楽しんでいた。毎年訪れるという七飯町の石井さん家族は、釣り堀で狙った。開始から1時間ほどで7~11センチの2~3年物が250匹以上釣れていた。

 各釣り場には管理人が常駐し、よく釣れているポイントやエサの付け方、釣り方などを指導してくれるので、初心者でも気軽に楽しめる。釣れる時間帯は早い方が良く、営業開始から入園するのがお勧めだ。本格化しだした大沼湖のワカサギ釣りは、例年3月上旬まで営業しているので、足を運んでみては。

【リポーター・小林誠二=69】

 ◆管理所 ▽釣り堀太公園=【電話】090・2810・7347、午前8時30分~午後4時。大人600円、中学生以下300円、貸し竿一式500円。1グループワカサギ300グラムまで唐揚げ500円▽大沼合同遊船=【電話】0138・67・2229、午前8時~午後4時。2時間セットで1600円、無料貸出防寒着あり▽大沼漁業協同組合=【電話】080・4040・7575、午前8時~午後4時。大人600円、小中学生300円、未就学児無料。貸し竿一式500円。