◆中国・四国地区

 【中国】

 鳥取・日野川は調査のためアブラビレをカットしたサクラマスの稚魚を放流。そ上に期待したい。釣られた方は漁協に連絡を。例年よりも雪多い。千代川は昨年の稚魚放流に加え、3月4~22日にかけてヤマメの成魚が放流される。例年よりも雪が多く残りそう。天神川はヤマメ、イワナの稚魚放流に、渓魚の産卵場を作るなど資源保護にも力を入れている。解禁前日に成魚放流あり。

 【四国】

 海部川は轟の滝周辺が良さそう。年券はアユと共通。勝浦川は昨年9月にアマゴ稚魚4万匹放流。上勝町が良さそう。アユとの共通券あり。

 ◆東海・北陸地区

 【愛知県】

 寒狭川上流は各支流に稚魚放流。本流には解禁前と解禁後にも3回成魚放流され楽しめそう。名倉川は解禁後に成魚放流される。野入川、段戸川の上流部が良さそう。特設釣り場は3月1日から5月15日までで日券のみ。矢作川は2年前に放流したふ化稚魚がそろそろ釣れ出しそう。成育に期待。介木川がオススメ。

 【岐阜県】

 長良川郡上は初期は成魚狙い。天然は3月中旬ごろから面白くなりそうだ。本流で5月中旬からサツキマスも狙える。今年からは19歳未満は入漁料が無料。(年齢を証明できる物が必要)益田川の解禁当初は比較的に水温が高い門和佐川、輪川、竹原川が良さそう。エサのキンパクはコンビニでも購入することができる。ゴールデンウイークごろから本流で尺アマゴ狙いも面白い。馬瀬川は成魚放流のエリアもあるが、馬瀬黒石地区、上木場橋上流は稚魚放流のみで天然、準天然が狙える。

 【三重県】

 大内山川は各支流に中成魚と発眼卵を放流。唐子谷や上流部の犬戻りが良さそう。解禁前に放流あり。宮川上流は薗川、大和谷、始神谷が狙い目。櫛田川は昨年の稚魚放流に加え解禁前日にアマゴ成魚を600キロ、4月23日にも200キロを追加放流する。

 【福井県】

 九頭竜川のサクラマスが順調に釣れている。最盛期の3~4月にかけて期待出来そう。日野川はイワナ、ヤマメの稚魚を上流に放流。支流・田倉川がお勧め。【日刊FPC・下田成人】