まとまった雨が降り、水位が上昇した先日、稚アユを捕食しようと河口付近に集まってくるヒラスズキを狙い、夜明け前から高知・室戸市の佐喜浜川の河口へ釣行した。河口は条件がイマイチだったが、サーフの離岸流狙いが的中。辺りが白みかけた時合に72センチのグッドサイズをキャッチした。本格的に稚アユのそ上が始まれば、産卵後のヒラが活発にベイトを追うようになり、面白くなる。

 狙ったポイントで早朝の時合にヒラスズキがドンピシャでヒット。気持ちの良い釣りだった。午前5時前、佐喜浜川の河口に入った。波高は約1メートル。水量もまずまずの好条件だが、地形がイマイチ。流れが利いたポイントが見あたらない。こんなときは、河口から少し離れたところにヒラが潜んでいることが予想される。

 この時期は、そ上を控えた稚アユが接岸してくると、ヒラが河口付近にエサを求めて回遊してくるので期待できる。河口から北寄りに100メートルほど進んだところで強い離岸流を発見。間違いなくここでヒラがバイトしてくるはずだ。

 辺りが、白みがかってくるころがチャンスタイム。あとはヒラが回遊してきていることを信じて攻めるだけ。ルアーは実績のある125センチのフローティングミノー(アユカラー)。