札幌夢釣会の第2回大会が5月24日、せたな町瀬棚港の東沖防波堤(東沖堤)で12人が参加して行われた。ソイ、マガレイなどで釣果を競い盛り上がった。

 優勝した吉野繁将会長は、暗い時間にウキ仕掛けにオオナゴのエサでソイの数釣りに成功。夜が明けてカレイ釣りに切り替えてからも、良型のマガレイを追加した。2匹身長+5匹重量で896点を記録した。

 2位の土本衛さんは沖堤からさらに外で根魚を狙った。思惑通りにソイと、沖堤では珍しいアブラコも釣り上げ、審査の目を引いた。3位は小畠誠二さんで、身長賞となる42センチのマガレイを釣り上げた。

 同港の沖堤は今後、ホッケが去って夏の海へ変わる。今大会では審査対象外だったがヒラメやブリなど、大きな引きを楽しめる。問い合わせは渡し船・寿喜丸=西田船長、090・1975・1688へ。

【リポーター・藤本康隆=42】

 ◆札幌夢釣会(24日、瀬棚東沖堤)▽総合(2身+5匹) (1)吉野繁将896点(2)土本(3)小畠▽身長 小畠誠二マガレイ42センチ