難攻不落の群馬・神流(かんな)湖に挑んで玉砕! 道場の第2期門下生、服部紫野さん(通称・ハットリ)が神流湖でボウズ(釣果ゼロ)を食らった。何が原因だったのか? 今回は関川康夫師範代、大関実コーチ、そして第1期生の2人と“神流湖のヌシ”も招いて、上流域でサオを出した。2日後の4日にはグランドチャンピオン大会(10月7日・円良田湖)の出場を懸けた予選会も実施される。ハットリのイラストリポートでどうぞ!

 ややヘコんでいます。こんにちは、ハットリです。神流湖、手ごわい、ッス。ちょっとナメてました。「いつか釣れるだろうなぁ」みたいな。でもね、ボウズなんです、ヘラ、ゼロ匹-こんなの初めて。悔しくて涙も出ないです。

 釣れなかったのには理由があるんです。

 サオ18尺の両ダンゴからスタート。全然、アタらず。シブいのでハリス上55センチ下75センチに伸ばしたものの、長すぎでダメ。練り込んで開かない小エサがいい、との忠告にすがる。で、エサもヒゲトロに変える。

 そこからが本当の苦しさの始まり。サオを21尺にして、アタリがきたけどハリスぶっ飛ぶ。神流湖は王道の両ダンゴじゃ、ということでヒゲトロを捨てた直後にアタリ。張り切りすぎてプチン。「合わせが強い」と大関コーチのダメ出し。そのあとはサオを短くしたり、長くしたり、エサを変えたり、小さくしても全部裏目…うえーん。

 離れてサオを出した師範代のエサ配合は、凄麩2・カルネバ1・GTS1それと水1は手水(てみず)で耳たぶより軟らかく。特に「カルネバ」の扱いが重要で「後入れでふりかけて調整」は効果的みたいです。

 4日の予選会ですが、桟橋に午前4時集合。上流ゴミよけフェンスまでエンジン船で引っ張っていきます。検量は午後2時で15センチ以上のヘラが対象です。上位5人が決勝に進出。みなさん、頑張ってください。ハットリも精進します。(第2期門下生・服部紫野)