先日、2人で24~32センチのマルアジを234匹釣りあげた茨木の部谷、若松さんが「なんぼでも釣れる。次々にあがってくるマルアジをとりこむ爽快感が最高だ」と絶賛。大江船頭も「この時期はアジの群れが大きく数、型ともに一番楽しめます。大きなサバも狙える絶好機ですよ」と太鼓判だ。

 出船は午前4時半だが、乗合船と違い、仕立船なので、自分たちの都合に合わせて時間の変更も可能。貸し切りのメリットは、ほかの人に気遣いをすることなく、自分たちのペースで釣りが楽しめるところ。この機会にぜひ、グループや家族連れでチョクリ釣りを満喫してほしい。【中村和嗣】

 【今後の見通し】マルアジは、今月中旬からサバ交じりで最盛期を迎える。その後、サバが減り、夏場は小型の数釣りが中心となる。秋口になると数は減るが、脂の乗った30~35センチ級の良型が狙え、10月ごろまで楽しめる。

 【問い合わせ】南村渡船【電話】0737・83・3730。仕立船料金2人まで2万4000円、1人増し3500円(手釣り道具付き)。宿泊は1泊2食付き7600円、素泊り3500円。弁当700円。出船は午前4時半ごろ。午後便もある。

 【交通】JR紀勢本線の初島駅下車、徒歩約5分。同箕島駅からタクシーで約5分。車は阪和自動車道の海南ICから国道42号へ入り南下。里の交差点を右折し、道なりに進むと左側に同渡船店がある。