石狩湾石狩沖に8月31日夜、クロソイとガヤを狙って出掛けた。海水が濁っていた上、潮も動かずに苦戦したものの、ポイントを移動しながら上々の釣果を収めた。仕掛けや餌によって差があったが、多い人はクーラー釣りを楽しんだ。

 午後5時30分、石狩湾新港花畔埠頭から第18たつみ丸(磯部辰己船長、【電話】090・6878・6212)に9人が乗船し、30分ほど沖へ。胴突き掛けにオモリは250号。曇り、風は弱く、波1メートルの下、少し潮が動いた時間帯にソイ類とガヤなどが釣れた。

 大きめの針にマメイカを1匹掛けし、3本針や天秤仕掛けで大物を狙う人がいた一方、中サイズの針に小さめの餌でガヤを数多く釣る人も。潮が動き始めるとダブル、トリプルで上がった。クロソイは浮いてくることが多かったが、ソイ類やガヤは海底付近で釣れたため、起伏が激しいポイントでは根掛かりすることも。オオナゴのエサでヒラメが釣れると、船上が盛り上がった。

 同11時30分の沖上がりまで、30~40センチのクロソイが1人10~25匹、20~28センチのガヤが同15~50匹、ほかにマゾイやシマゾイ、ヒラメが船中で数匹交じった。磯部船長は「夜釣りのソイ類とガヤは今後も好調が期待できる」と話していた。

【リポーター・竹鼻雅己=63】