札幌夢釣会の臨時大会が5月30日、日本海側の留萌沖堤で13人が参加して行われた。波は穏やかながら底荒れがひどく仕掛けが流されたが、それも朝方に収まると一転、絶好の釣り日和となった。

 優勝はロック釣りに徹した大杉和洋さん。通称・白灯台からスタートし、防波堤の中頃まで何度も往復。アピール度の高い大きめのワームを投げ続けた。暗い時間は40センチ級の良型シマゾイが面白いように釣れた。明け方にもアブラコとカジカをゲット、会心の釣りとなった。

 2位は通称・赤灯台近辺に入釣した太田良弘さん。イカを餌にソイを狙うも、ガヤがうるさく苦戦。それでも、単発で40センチオーバーを釣り、朝方に45センチのアブラコを上げて高得点につなげた。

 3位も同所に釣り座を構えた土本衛さん。やはり、暗い時間はソイ、明るくなるとアブラコをヒット。いずれも40センチ超の強い引きを堪能した。

 他のメンバーにも40センチを超えるソイとアブラコが釣れ、大いに楽しめた。サポートしてくれた正宝丸(【電話】090・8633・8910)の斉藤船長は「今後はヒラメも本格化してくる」と話していた。【リポーター・藤本康隆=44】