先月からヒラメの好調が続く留萌沖に7日、出掛けた。前々日の大雨で川から泥水が入りポイントも濁っていたが、小型~中型に大型も交じって大漁となった。

 午前3時に留萌港から正宝丸(斉藤晴夫船長、【電話】090・8633・8910)に6人が乗船、25分ほどの沖に向かった。曇り、風はやや強く、波1メートル。ヒラメ用仕掛けに餌はオオナゴを使用した。

 スタート時は強風で船が流されたものの、食いは良好で次々に釣れた。水深は8~11メートルと浅く、手返し良く仕掛けを下ろすと、糸のたるみを取る間もなくヒット。ダブルで来ることもあった。

 風が止むと食いが渋り、何度も船を流して狙った。海底付近は濁っていても魚影は濃く、初心者でも楽しめそうだった。同9時の沖上がりまで36~61センチが1人15~35匹、他に大型サバが船中数匹交じり、満足いく釣行となった。斉藤船長は「7月末頃まで楽しめる」と見通していた。【リポーター・竹鼻雅己=64】