若狭湾で、メタボなケンサキイカ(マイカ)&タルイカが爆釣している!! 福井・小浜西津港の乗合船「直幸丸」(日刊銀鱗倶楽部加盟店)で小浜沖へ出た岐阜・御嵩町の田中一仁さんが18~33センチのケンサキイカを278匹に43~60センチのタルイカを10匹ゲット。ほかの同乗者も同サイズを平均180匹も釣っており、その後も3ケタ釣果が続く。

ポイントの水深は80~85メートル。ケンサキが群れるタナは底から10メートル上まで。産卵前でかなりメタボになっていることと、底付近を狙い撃ちするため、浮きスッテは少なめの4~6本(3~4号の混合)がお薦め。色は赤白と赤緑が基本だ。道糸はPEの3~4号、幹糸、ハリスは8~12号を使う。

コツは、底まで仕掛けを落とした瞬間、道糸を張らず緩めずに保つこと。わずかな緩みで誘いがかかり、イカが飛びついてくる。一番下にエギを付けると効果的だ。1匹掛かれば、そのイカが暴れ、ほかのスッテも揺れて次々に掛かる。あとは手返しよく取り込んでいくだけ。

タルイカは、専用の遊動仕掛けを使う。餌はサンマ、イカ、アジなど。オモリは150号。ケンサキと併用で狙う。水深40~50メートルの中層を探ると、豪快なアタリ、5~10メートル一気に突っ走るロケットのような引きでロッドが絞り込まれる。今年のケンサキは、かなり群れが大きく、年末まで釣れ続きそう。竿納めに釣行してみてはいかがですか。満足できそうですよ。

若狭湾のイカ釣りは日刊銀鱗倶楽部加盟店におまかせ

問い合わせは直幸丸【電話】090・3294・4574。他にも、若狭大島の川口渡船【電話】090・8969・7909、FCビッグワン【電話】090・3767・1130、福井美浜町の美浜釣船センター【電話】0770・32・1308がある。