<好釣へのアプローチ>
横浜・野島防波堤のクロダイ釣りが好調だ。ここ数年で最もよかったとされる2年前を上回るペースで釣れており、50センチ超の大型のヒット率も高い。8月17日には「野島杯争奪」の釣り大会も実施する。独特のヘチ釣りで狙うが、同釣り場に精通する野島海津クラブ・田中正司会長(65)が、攻略法を紹介する。
先週末、野島防波堤海津クラブの月例会を行い、キャッチしたクロダイは計12匹。場所は、「ドック堤」や「新堤」「青灯堤」などで、最大は49センチをゲットした。
今年の好調さを物語るもので、数でトップは4、5匹を取り込むこともしばしばあり、過去最高といわれた2年前と比較しても引け目はない。看板である50センチ超も4月からヒット中で、5月と6月は52センチを記録。7月も4日と5日、それに7日に50センチジャストが釣れている。
ちなみに野島防波堤海津クラブの釣果を例にしても好調ぶりは顕著だ。2年前はトータルで同時季までに計90匹台を収め、その年は最終的に288匹をゲットした。今年は、それを上回るペースで既に110匹を超えており、このままいけば年末には350匹に達する可能性もある。梅雨明け以降がトップシーズンとされており今後が大いに楽しみだ。
<田中会長攻略法>
◆エサ
野島防波堤は、今年もエサ取りのフグが多い。カニは、タンクガニのツメ以外は使えない。ツブか稚貝ダンゴに絞った方が無難。ただ、その日によって大きさで魚の食いが違ってくるので、ツブ貝は小指の先ぐらいの大きさから5ミリ~1センチを2個付けたり、その中間の大きさなどを試してみよう。イ貝は、渡船担当「村本海事」でも用意がある。
◆釣り場
下げ潮がよく流れる野島防波堤は、満潮前から干潮までの時間帯に合わせて釣行するのがベスト。広く探れる「青灯堤」を中心に、「ドック先」も穴場として見逃せない。
◆釣り方
フカセ釣りよりは、1回1回仕掛けを入れ直せる落とし込み釣りの方が効率はいい。ヘチ(堤壁)のスレスレに落とし込むか、サオの長さ分先を狙う。ヘチ全面をクロダイのエサ場と考え、中層、底ともに丹念に探り、アタリがなければ場所を移動しながら攻める。アタリは、コツ…とくるほか、サオを下げる途中に糸がたるんだり止まるか、左右へズレるなどの変化が合図。イ貝エサでは、しっかり合わせる。
◆注意
足場が低いのでライフジャケットの着用が義務づけられている。雨具のほか、夏場は飲み物も必需品だ
<メモ>
▽渡船
日刊スポーツ新聞社指定「村本海事」(電話)045・781・8736。渡船は平日午前7時30分、正午便があり。土・日曜日&祝日は午前7時30分、同8時30分、正午便のほか夜釣りの午後4時便があり。各3500円。毎週木曜日定休。HP<http://www1.seaple.icc.ne.jp/muramotokaiji/>
▽交通
電車は京浜急行・金沢八景駅からシーサイドラインに乗り換えて野島公園下車。
「野島杯争奪」クロダイ釣り大会は、次の通り。
◆期日
8月17日(日)当日午前6時から受け付け開始。競釣は同7時30分から午後2時30分まで。
◆審査
全長30センチ以上のクロダイで、総匹数審査。
◆参加費
500円(クロダイの稚魚放流基金も含む)。渡船代などは自弁。申し込みは渡船担当「村本海事」へ。ほか詳細は要確認。

