<投げ

 フィッシング>

 梅雨も終盤となった9日、キスの引き釣りを楽しもうと兵庫・淡路島の洲本市にある内田の浜へ出掛けた。早朝からサオを出し7本バリ仕掛けで挑戦。本命の食いやエサ取りの活性に合わせてサビく速さを調整しながら探り、午前11時までに15~20センチを33匹キープ。夏本番を迎えると型は望めないが数釣りが楽しめる。【日刊FPC・玉垣悟】

 午前5時半頃、内田の浜のバス停下へ入った。前日の雨の濁りもなく海は穏やかで期待できそうだ。潮は緩やかに洲本方面へ流れており、底は砂利交じりの砂地が広がる。ポイントが近いので23号の片填錘に7本バリ仕掛けをセットした。

 イシゴカイを2~3ミリのタラシで刺して4色付近へ投入。ゆっくりサビくと3色目でググゥーと本命アタリがきた。さらに10メートルほど引いたところでもアタリ。40~50メートル沖で横へ広がる海草の帯をかわして15、16センチのキスを2匹取り込んだ。

 1投目としてはまずまずだが上バリに掛かっておりサビく速さが遅いことを教えてくれる。先ほどと同じ付近へ投入。少し速めにラインを巻くと3色目でアタリが続き同型が4匹掛かった。気を良くして投げ返すと1~3連で順調に掛かり同型を15匹追加。海藻帯の際を探ると18~20センチも3匹ヒット。だが、同9時半頃に本命アタリの後でコツンと嫌な反応が出た。やはり15センチ級のキス2匹にガッチョが3匹も付いていた。

 淡路島での引き釣りでは税金のようなもの。こいつをかわすためにはさらにサビく速度を上げる必要があるが1投あたりの匹数が減ってしまう。一瞬、迷ったがやむなくさらに速度を上げた。やはり1投1匹のペースに落ちたが、幸いにも曇り空で疲れは少ない。

 数釣りのセオリーは釣果が落ちれば場所を移動するのが定石だが、怠け者の私は動かずに広角に投げ分けて粘ることにした。適当に休憩を取りながら1匹ずつ釣りあげ、同型を7匹追加。日差しが強くなり、潮止まりを迎えた同11時前に納竿した。

 【今後の見通し】キスは盛夏に入ると15センチ前後が中心となるが、早朝の3時間ほどの間に30匹前後は期待できる。8月の末頃からは再び20センチ級が混じりだす。

 【交通】神戸淡路鳴門自動車道の洲本ICを出て国道28号に入り塩屋の信号を右折。栄町2の信号を左折して湾岸通の信号を右折。県道76号線を由良方面へ10分ほど走ると内田の浜がある。