<フィッシングルポ>
「2008日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」湖川ブロック・ブラックバス部門の決勝大会が24日、神奈川・相模湖で行われた。5地区14人の予選通過者とシード選手(昨年優勝)の計15人が参加。5匹の総重量勝負で、千葉・亀山湖代表の服部健さん(41=東京都小金井市)が、トータル2360グラムで初優勝した。審査委員長を務めた日刊釣りペン・クラブの庄司道弘さん(41)がルポする。
数ミリの違い、キーパーサイズの「25センチ」が勝敗の分かれ目だった。優勝した服部さんは最小の魚のサイズが〈25・2センチ〉。ぎりぎり5匹目としてカウントされた。一方、2位となった丹羽貴光さん(34=東京・足立区)は〈24・7ミリ〉。わずか3ミリ、キーパーサイズに満たずに残念ながら5匹目としてカウントされなかった。服部さんは、トータル重量差300グラム、ちょうど魚1匹分の小差で初優勝を手にした。
服部さんは「1匹の差がすごく大きいというのは分かっていたので、まずは5匹そろえることに専念しました」と振り返る。最大は青田付近でキャッチした41センチ。一方の丹羽さんは、小寒沢と奥ノ沢の間で、この日最大となる42・5センチをゲット。しかし、1匹差およばず残念な結果となった。それでも丹羽さんは「ボウズは嫌なので小さいのを狙っていたら、あの大型がきてくれた。2位という結果にはすごく満足しています」と納得していた。
相模湖は“大人の湖”といわれるほどバスゲームでは難易度の高いフィールドとして知られる。この日は、冷たい雨が降り続き、水温が下がる悪条件となり、百戦錬磨の選手たちをさらに苦しめた。そんな中、今大会のキーポイントになったのは〈レイダウン〉だ。
倒木などを意味するもので、服部さんや丹羽さんをはじめ上位陣は、この木や竹が水中に倒れ込んでいるポイントを狙ってキャストを繰り返した。服部さんは「ノーシンカーを使って、吉野周辺のレイダウンを主に狙っていった」と話す。竹が倒れているポイントに黒色で目立つイモグラブをキャストす、フォール中に食わせる戦略が功を奏した。
服部さんは相模湖大会、芦ノ湖大会と続けて予選を落選。それでもあきらめず、参加人数の一番多い亀山湖大会でようやく予選を突破し、この日の決勝大会に臨んでいた。来年はシード選手として予選は免除される。「来年ももちろんチャレンジャーのつもりで挑みます」。これまで連覇のないブラックバス部門。大会初連覇へ向け意気込んでいた。【飯塚誠】
▽問い合わせ
日刊スポーツ新聞社指定「柴田」(電話)0426・87・2318。出舟は午前5時。ボートはローボート1人乗り3000円、2人乗り4500円。HP〈http://www.shibata.ne.nu〉
▽交通
電車はJR中央線・藤野駅からタクシー利用。マイカーの場合は、中央自動車道・相模湖インターからすぐ。
◇賞
優勝を勝ち取った服部さんには、がまかつ提供の高級ルアーロッド「LUXXE
SURMIS
654」(約3万8500円相当)とカシオ提供の高級時計「プロトレック
PRW-1500-1JF」(約4万5000円相当)にマルキュー提供のLサブバッグ、ピュア・フィッシング提供の「ガルブ!
アライブバルキーホッグ」など豪華副賞を贈呈。ジャンケン大会で、芦ノ湖代表の石川尚昭さん(35=東京都あきる野市)が「箱根湯本ホテル」のペア宿泊券を射止めた。
<主催>日刊スポーツ新聞社、日刊スポーツ新聞社指定・共栄会
<協賛>がまかつ、マルキュー、スターマリンクラブ、カシオ、カーチス、デューク、箱根湯本ホテル、ピュア・フィッシングほか

