<今が釣りどき>

 静岡・興津川のアユ釣りが、ようやく本来の状態に戻った。夏休み中、にぎわった川遊びが激減し、釣りやすくなったからだ。さらにここにきて、天然の小型アユも掛かりだし、これからが釣りどき!

 9月28日に行われる「2008日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」の釣り大会へも期待が膨らむ。

 興津川は、静岡市清水区の水道水としても使われているほど水質がいい。季節的にこれから秋雨前線の影響で雨が多くなることも予想されるが、<回復が早い河川>ともいわれ、大増水でも1日で水位はかなり減る。実際、24日の大雨で70~80センチの増水となったものの、2日後には平水近くまで戻っている。

 この雨がまた、<恵みの雨>に。というのも、これまで川底の石にこびり付いていた青ノロの一部が結構流されたからだ。アカ(アユのエサにもなるけい藻類など)の付き具合も悪くない。加えて、夏休みの終わりとともに川遊びも減ってきて、ようやく釣りやすい<本番状態>になった。

 釣況は、オトリアユを使う友釣りでトップは20~30匹台の展開が続いている。同河川に精通する横山愛治さん(60=静岡市)によると、秋以降はターゲットが放流アユから天然アユに切り替わる時季だという。それを裏付けるように、小ぶりながら15~16センチの天然アユが増えている。これに20センチを超す良型も交じって釣果アップモードに突入する絶好機へ―。「和田島や茂野島など上流部の方が場荒れしていない分、狙い目」と横山さんは話す。そんな中で行われる「2008日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」釣り大会も期待は大!

 今後の釣況が大いに注目される。

 ▼問い合わせ

 日刊スポーツ新聞社指定「あこがれ亭」(電話)054・393・3814。日釣り券1200円(女性&70歳以上600円)現場購入1700円、年券6000円。オトリアユ1匹500円。宿泊も可能。HP<http://akogaretei.burari.biz/>

 ▼交通

 電車はJR東海道本線・興津駅からタクシー利用。マイカーの場合は東名高速・富士インターから海岸沿いの国道1号に入って静岡方面へ走り、興津インターから国道52号に入って小島右手の「あこがれ亭」へ。