<ヘラFISHING>
手軽にヘラブナのアタリと引きが楽しめる京都市・太秦の管理釣り場「つり池弁慶」(日刊銀鱗倶楽部加盟店)に21日、出かけた。激しい雨と雷鳴で釣り時間は短かったが、規定の底釣りで開始。エサ打ち点に湧(わ)き上がる魚と糸ズレの触りに悩まされながらも、再び雷鳴が響き始めた正午過ぎまでサオを振り23・8~29・0センチを33匹の釣果。底釣りの奥の深さを感じた釣行であった。【日刊FPC・藤井秀和】
今にも雨が降りそうな午前7時半過ぎ、3号桟橋中央付近の北向きに妻の栄子と並んでテントを設営した。気温24度、水温は26度。9尺のサオで底を測ると約1メートル。底はでこぼこで手前が少し深くなっている。
両ダンゴで茶褐色の水面にエサ打ちを開始したが、急に視界を遮るほどの土砂降りの雨と雷に中断。ようやく小降りとなった同9時前から再開。すぐ触りが出てチクッとしたアタリで25センチ前後のヘラがポツリポツリ釣れだす。しばらくするとウキの周りには黒々と魚が寄り、スレアタリが多くなってペースに乗れない。
ズラシ幅を多く取って対応したが効果なし。ウキをサイズアップするとますます激しく動くがスレが多い。ダンゴでヘラを上ずらせてしまったようだ。ハリスを短くしたりハリのサイズを大きくすると同型がパタパタと釣れる。
少し日が差し始めた同11時前、エサを両グルテンに変更。3号のハリが隠れるぐらいに小さく付けて早い触りには手を出さず、ウキがしっかり静止して返してからのアタリに的を絞るとチクッ、ムズッとしたアタリで25センチ前後が次々と釣れ、時にはダブルで食ってくる。このエサと合わせが正解だった。
栄子も両グルテンに変更後、次々と25センチ前後を食わせ、引き感触を楽しんでいる。しかし再びスレアタリが多くなりズラシ幅を多く取って対応。サオを送ってやりテンションを取りながらエサ落ちメモリ前後のアタリを見ているとムズッとしたアタリ。すかさず合わすと強い引きを見せ上がってきたのは28・2センチの良型。同サイズが3、4匹続き、カウンターが「33」となった正午過ぎ、再び雷が鳴りだし、やむを得ず納竿した。
◇エサ
「わたグル」1、「いもグルテン」1、水2・5。または「グルテンアルファ21」(単品で使用)。
【今後の見通し】これから晩秋にかけてヘラはますます食いが活発になる。魚の寄りが良いのでエサにひと工夫すれば釣果がアップする。
【問い合わせ】管理事務所(電話)075・461・8850。営業は11月まで午前7時から午後5時、12月からは同8時から同5時まで。火曜日が定休、祝日の場合は営業。釣り料は1日1700円、半日1500円。池は底釣り専用。コイ釣りもあり、チョウザメも釣れる。貸しザオ、エサのワラビウドン完備。
【交通】車は広沢池南側の府道29号を東へ。一条山越通りの信号をすぎ、宇多野山越通バス停の前。公共機関ではJR京都駅か三条京阪駅から市バスで「山越行き」に乗り山越バス停から徒歩1分。

