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 千葉・三島湖のヘラブナ釣りが面白い!

 ここにきて、大型の地ベラが活発化した。35センチを超すヘビー級の引きは豪快で、そのパワーは両手でこらえるほどスリリング!

 26日には約4・2トンの新ベラ放流が予定されており、11月3日に行われる「2008日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」湖川ブロックの予選会も大いに期待できそう。日刊釣りペン・クラブのデータ・ヘラマン、関川康夫さん(55)がルポする。

 今年の三島湖は、夏に9メートル以上も水位が落ちたが、現在はマイナス3メートルまで回復している。水が入れ替わるのはヘラブナ釣りでは好条件だ。

 私がサオを出した「トリ小屋下ロープ」では早朝、大型のモジリが連発。「タナは上」と読み、サオ13尺(約3・9メートル)で水面下1・5メートルを両タンゴで狙う。40分後にサワリが出た。しかし、そこからドンと入るアタリがない。ウキのトップ(頭部)の動きからエサ持ちが弱いと判断。そこで少しずつエサを練り込んでいくと、落ち込みでブレーキがかかるようなサワリが出た次の瞬間、スパッとトップが消し込んだ。グングンと深場に突っ走る引きを両手でこらえる。たまらない感触だ。湖面を割って顔を出したのは35センチオーバーの地ベラだった。

 その後、トップはよく動くがしっかりしたアタリが出にくい状況に。そこでウキを1ランク小さいものと交換。オモリ負荷量が少ない分、水中の落下速度が遅くなってヘラにエサをアピールできる。この作戦が見事にハマって、ポツポツのペースながら昼までに19匹をカウント。いずれも30センチを超す地ベラばかりだ。

 後半は、サオ18尺(約5・4メートル)のチョウチン釣りにチェンジ。アタリが出るのは早く、3投目にはズンと入る豪快なアタリで、これまた大型の地ベラがハリ掛かり。ウキは終始リズミカルに動き、午後2時までに31匹。いずれも30~35センチの型ぞろいに大満足でサオを畳んだ。今後26日に4・2トンの新ベラ放流があり、大型の地ベラ狙いと合わせて当分面白い釣りが楽しめそうだ。■関川攻略法

 この時季、真冬に比べて水温はまだ高く、新ベラは放流直後から活発に動く。放流直後なら新ベラをターゲットにした釣り方でもいい。だが、日が経過するにつれ群れが分散するため、放流後は地ベラに照準を合わせ、それに新ベラが交じる釣り方がお薦めだ。

 ◆仕掛け

 放流ベラ狙いでは、サオ13~16尺(約3・9~4・8メートル)でタナはサオいっぱいから水面下2メートルの範囲を攻めたい。このとき、ポイントになるのがウキのトップ。新ベラはエサの食べ方がヘタなのでアタリが小さい。落ち込みでフッと止まる動きから、なじむ速度が一瞬速くなるなど、アタリの出方はいろいろ。それをキャッチするには、ストロークが長く微妙な動きが出やすいムクトップが有利。ハリスは40センチと50センチが目安(別図参照)。これに対して、地ベラはタナが深くなり、サオ18~21尺(約5・4~6・3メートル)のチョウチン釣りが軸。11月初旬は、まだダンゴエサを追うと思われるので、ハリスは55センチと70センチで攻めていく。サワリだけで決めアタリが出にくい場合は、15センチと60センチにして、バラケ&グルテンのセット釣りでハリは上が7号、下は5号が釣りやすい。

 ◆エサ

 新ベラ釣りに効果的なのがグルテンだ。寄りがいいときは「新べらグルテン」2杯に「α-21」1杯を水3杯で仕上げたものを、上下のハリに手もみを加えて付ける。寄りが少ない場合や地ベラ狙いでアタリが少ない場合は、上は「天々」「グルバラ」「GTS」「スーパーダンゴ」各1杯に「粘力」をスプーンで1杯加え、水1杯でつくったものを5円玉大に、下は「α-21」50ccを水75ccでつくりパチンコ玉大にセットする。

 ◆アタリ

 新ベラ釣りでは、落ち込みで変化に近い動きを狙い、その後、ヒット率のいいアタリに絞っていけばいい。セット釣りでは、トップをしっかりなじませるのが原則。一定の位置でバラケが溶け、ヘラの層を凝縮させるためで、トップが上がりかけてからの鋭いアタリに絞る。

 ▼問い合わせ

 日刊スポーツ新聞社指定「ともえ」(電話)0439・38・2544。出舟午前6時、12月以降は同6時30分。ボート1日3000円、放流バッジ所持者2500円(いずれも税込み)。宿泊も可能。HP<http://www15.plala.or.jp/tomoe-2544/>

 ▼交通

 車利用が便利。詳細要確認。