<今が釣りどき>

 東京湾のアジ釣りがいい!

 今年は、秋に各地で爆釣ラッシュに沸いた。ここにきて、さすがに数ではダウン傾向をのぞかせているものの、それでも多い日はトップが60~90匹台の大釣りや、地区によっては束釣り(そくづり=100匹台)が出ることもある。サイズは平均25~30センチが主体で時折、40センチ前後の特大級もヒットしており、まだまだ楽しめるターゲットだ。

 今年、東京湾のアジ釣りはロングランで好釣が続いている。中でも群を抜いているのが、内房・金谷(千葉)の「光進(こうしん)丸」だろう。11月6日に、何とトップが248匹という驚異的な釣果を記録。さらに9日も224匹の爆釣をマークしている。これらは、ウイリー釣法での結果だが、以降もライトタックル釣法で束釣りを連発中なのだ。

 ライトタックルは、通常のビシ釣りより道具立てを軽く細くして、サオも軟らかいものを使う釣り方。同沖で釣れているアジは、25~30センチクラスがアベレージサイズながら、ハリ掛かりすれば猛烈な引き味が楽しめる。加えて、地元で<金アジ>とも呼ばれる脂がのったものも交じるからうれしい。

 ライトタックル釣法で攻める地区は多い。川崎「つり幸」では、午前&午後便の半日釣りで、今月は7日の午後便でトップが66匹、17日の同便では93匹をマークした。短時間ということで考えれば、爆釣に匹敵する釣果だ。

 半日釣りでは、横浜・金沢八景「太田屋」もいい。日によってバラつきはあるものの、17日と18日にトップが60匹台の好釣果をゲットしている。

 横浜では、山下橋の「広島屋」もライトタックル釣法で好釣果を連発中だ。今月は、3日と8日、9日、それに15日に束釣りをみる活況ぶり。その後、釣況はダウン傾向ながら、それでもトップは40~60匹台の展開だ。また、根岸の「つり孝」でも50~60匹台が出ている。釣り場は、中ノ瀬から本牧沖、小柴沖や富岡沖など範囲が広く、サイズは20~30センチクラスが主体。ポイントは水深20~30メートルラインが中心で、ビキナーにも釣りやすい深さというのがいい。

 ビシ釣りでは、横須賀側も好釣だ。新安浦の「長谷川丸」では、8日は午後便でトップが80匹、20日も85匹をみており、半日釣りでは上々。釣り場は猿島周辺で、水深は35メートル前後。それより深いポイント(水深50メートル前後)を攻めている走水の「広川丸」では、40センチを超す特大級もヒット中だ。

 アジは、血液をサラサラにするドコサヘキサエン酸(DHA)エイコサペンタエン酸(EPA)なども多く含む健康食材。寒さが厳しくなっているが、ライトタックル釣法やビシ釣りなど、いろいろなパターンで楽しめる今がチャンスだ。

 【内房】

 ▽金谷「光進丸」

 ライトタックル使用で乗合は午前7時出船、コマセ&氷付き8000円。HP<http://www.koushin-group.jp/>

 【湾奥】

 ▽浦安橋「西野屋」

 乗合予約制で午前7時30分出船、エサ&コマセと氷付き9500円。火曜日定休。HP<http://www.nishinoya.com/>

 【神奈川】

 ▽川崎「つり幸」

 乗合は午前便同6時50分出船、午後便同0時30分出船で各エサ&コマセと氷付き6000円、両便通し利用の場合は9000円。木曜日定休。HP<http://www1.odn.ne.jp/turikou/>

 ▽横浜・山下橋「広島屋」

 乗合午前8時出船、エサ&コマセと氷付き8000円。木曜日定休。HP<http://www7a.biglobe.ne.jp/~hiroshimaya/>

 ▽同・根岸「つり孝」

 アジ主体の五目釣りで乗合午前8時出船、エサ&コマセと氷付き7800円。木曜日定休。

 ▽同・金沢八景「太田屋」

 乗合は午前便同7時30分出船、午後便同0時30分出船で各エサ&コマセと氷付き6000円。木曜日定休。HP<http://www.otaya.net/>

 ▽横須賀・新安浦「長谷川丸」

 乗合午後便同1時出船、エサ&コマセと氷付き5500円。第1&第3&第5金曜日定休。HP<http://homepage1.nifty.com/hasegawamaru/>

 ▽同・走水「広川丸」

 乗合は午前便同7時30分出船、午後便同1時出船で各エサ&コマセと氷付き5500円、両便通し利用の場合は8500円。第1&第3金曜日定休。HP<http://www1.ocn.ne.jp/~oh-aji/>

 ※いずれも日刊スポーツ新聞社指定。交通など詳細は要確認。