<フィッシング08>
道南太平洋側は今週初めの11月30日、悪天候などにより厳しい釣りを強いられた。アブラコを狙って森町・森港と近郊の砂原漁港に出掛けたが吹雪で断念。鹿部漁港まで足を運び、釣果を得ることができた。
冬型の気圧配置で、北西の強風とみぞれから吹雪になる条件。森港、砂原漁港とも好ポイントの港内側は横風が強く竿(さお)が左右に振られ、アタリが分からない。港内の波も高く断念した。その後、約27キロ南側の鹿部町・鹿部漁港に移動。横風ではなく、ほぼ正面から風を受ける場所がある外堤防で竿を出した。
同堤防中間部で5・3メートルの磯竿に蛍光赤色系の18グラムブラーを使用。アオイソメを房掛けにして港内側の沈みブロックの穴釣りにした。満潮後の引き潮で水深は約4メートルと浅かった。ウネリの影響で穴入れに苦戦した上、低水温のせいか、竿先のアタリが分からないほど活性は低かった。餌だけ取られたりハリス切れでバラシも多かった。
それでも同じ穴を攻めると、再度食い付いてくるなど反応はあった。活性は低かったが、針掛かりしたアブラコは強い引きと抵抗をみせた。潮が動き始めた午後1時ごろ、同行した庭田秀和さん(36)にアタリがきた。釣り上げたアブラコは50センチの大物だった。2人の釣果は33~50センチのアブラコが11匹、33~36センチのカジカが3匹、リリースしたクロゾイ6匹。
同港の外堤防は3カ所のカーブをつくり沖側に延びており、横風を避ける範囲は50メートルほどに限られる。今回はその範囲での釣果で、広範囲に探ることができればまだ釣果は伸びたと思われる。アブラコ釣りは森方面などとともに、匹数は落ちるが通年楽しめる。【リポーター・小林誠二=61】

