東京湾ライトタックルで引きアジ迫力!

- 小野友祐くん(左)優花ちゃん姉弟もアジを釣ってご機嫌
<今が釣りどき>
東京湾のアジ釣りが狙い目! 各地で好釣が連発中で時折、40センチ超の特大級もヒットしている。このアジを、軽い道具&細い仕掛けで狙う<ライトタックル>が面白い。通常の道具よりは引きアジ(味)が迫力! 何より今のものは脂たっぷりで食べてもおいしい。日刊釣りペン・クラブの加藤雄二さん(53)が、横浜・金沢八景「太田屋」からルポする。
クンクンッ! サオ先に小気味いいアタリ。ライトタックルでサオが軟らかいから引き味も結構強い。巻き上げてくる途中でもギュギューンッ! と引き込む。この感覚がたまらないのだ。取り込んだのは、25センチぐらいの丸々と太ったアジ。中型サイズだが、体高があり金色に光った魚体は、まさに旬!
この日は、「太田屋」の午前便で出漁した。ポイントは、10分ほどの八景沖からスタート。水深は30~40メートルで、コマセをまいてからアタリが出るまでが長く、掛かるのはほとんど1匹ずつ。見かねた船長は、15分ほど船を走らせて観音崎沖へ移動。こちらでは、アンカー(イカリ)を打っての<カカリ釣り>だ。
しばらくして、アジが釣れ出した。しかし時折、2匹ダブルで上がってくるものの、やはり単発が多い。そんな中、右舷胴ノ間(中央)では小野克浩さん(40=横浜市)が家族連れで船釣りに初挑戦。「きた、きた!」と長男の友祐くん(9)が最初に釣り上げると、今度はお母さんの真喜さん(31)にアタリが…。続けて、お父さんにも、お姉さんの優花ちゃん(11)にも連続ヒット。お母さんいわく「今日は友祐の9歳の誕生日。いい思い出になりました。帰ってから釣った魚をみんなで食べるのも楽しみだし、絶対また来たいです」と息を弾ませながら大喜びの様子。
半日釣りだったが、アジは18~27センチがスソで8匹、トップは38匹。ほかに大型のサバも交じり、短時間ということでみれば上々。釣り方も比較的簡単で、多い日には60匹以上の爆釣も出ている。これからの夏休みシーズンに家族連れで楽しむのにも格好だ。
【加藤さんアドバイス】 ライトタックルのアジ釣りは、アタリもはっきり出るし、掛かってからの引き味が強烈。
◆タナ取り 底から2~3メートル上が中心。タナが2メートル上の場合、ビシ(コマセカゴ&オモリ)が底に着いたら、1・5メートルほど上げてコマセを振り、さらに50センチ前後上げ、コマセの中にハリが入るようにする。底潮の流れに応じてコマセの振るタナを変えることも必要。速いときは最初から2メートル上げて待つ。アタリがなければ、もう1度底に落とし、2回繰り返してダメなら巻き戻して、やり直す。
◆追い食いを狙う コマセを振り出し、すぐに食い付くようなときは<追い食い>の確率が高い。1匹掛かったら、軽く合わせ、そのまま追い食いを待てば2匹以上の多点掛けも可能。ただし、アジは口が弱く、ハリ掛かりしても口が切れたりするので、待ちすぎてもダメ。糸を緩めるとバレることもあり、糸はたるませずリールを巻き戻す。
【メモ】 ▽船 日刊スポーツ新聞社指定「太田屋」(電話)045・782・4657。ライトタックル・アジの乗合は午前便が同7時30分出船、午後便は同0時30分出船で各エサ&コマセと氷付き6000円。ほかにルアータチウオもあり。
※ファミリーフィッシング船 シロギス主体の五目釣り(予約制)で18日から開始。2時間半の釣行で、出船は午前8時と午後0時30分の2便があり、各貸しザオとエサ&氷に仕掛けが付いてペアで6000円。毎週木曜日定休。ホームページ<http://www.otaya.net/>。
[2009年7月10日11時9分 紙面から]
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