<フィッシング

 ルポ>

 埼玉・円良田湖(つぶらだこ)のヘラブナ釣りが面白い。近年大型が多く、深場から引き抜く豪快な釣り味は迫力満点。また、山梨・精進湖も狙い目だ。今年は、安定した釣況展開をみせており、18日には新ベラの放流(量は未定)も予定され、爆釣のチャンス。両湖で今月行われる「2009日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」の予選会も期待大!

 日刊釣りペン・クラブのデータ・ヘラマン、関川康夫さん(56)がルポする。

 【円良田湖】大型のヘラが釣れ続いていたが、先の台風18号により増水し満水状態。水温も低下したためか、サオを出した「梅林」桟橋ではセット釣りが正解だった。

 サオ13尺(約3・9メートル)チョウチン釣りの両ダンゴでスタートしたが、混雑の影響もあり反応は弱い。ヘラの気配があるのに、しっかりしたアタリが出ないときはセット釣りがいい。エサは、新ベラはグルテン、地ベラにはウドン系が有効だ。早速「感嘆」をつくって下バリにセット。これを待っていたかのように、ズバッと消し込む豪快なアタリが出た。糸鳴りを発して上がってきたのは35センチ余りの地ベラだ。ポツポツとアタリが続いて7匹をカウント。いずれも尺上((30センチオーバー)で、中には40センチ近い大型も顔をみせた。

 後半はサオ11尺(約3・3メートル)で1・5メートルの浅ダナ釣りにチェンジ。このころになると水温が上昇し、ヘラの活性が高まり、セット釣りでは釣りにくいほどウキが動いた。その中から消し込むものだけを狙って8匹を追釣し、33~38センチの型ぞろいでトータル15匹。数では物足りなかったが、豪快なアタリと引き味は十分堪能できた。なお、30日から仕切り網内の釣りに限定され、今月中に新ベラを網内に放流予定。今後も大いに楽しみだ。

 ▽問い合わせ

 日刊スポーツ新聞社指定「たきざわ」(電話)048・581・0523。管理事務所(電話)048・581・8511。受け付け午前6時から。本湖釣期29日まで、30日からは仕切り網桟橋に限定。同日ワカサギ釣り解禁。ボート釣り1人2500円から、桟橋釣り2000円。交通など詳細要確認。

 【精進湖】今年は釣況が安定し、主だったポイントで好釣果が続出している。私がサオを出した日は、あいにく朝から北風が強く、そこで風を避けられる「海大和田の大割」に入釣。近況からサオ16尺(約4・8メートル)のチョウチン釣りにエサは両ダンゴでスタート。沖からモジリが近づき、ウキの横で出ると、いきなりウキが動き始めた。

 ズバッと入るアタリで27センチ余りがヒットしたが、ウキのトップ(頭部)がなじんでしまうとサワリは極端に弱くなる。タナが高いと読み、サオを13尺(約3・9メートル)にチェンジ。これがビンゴ!

 ウキが動きだすと、ツン、ズバッと明確アタリが連発。しかし、ヘラの寄りが多くなるとカラブリも目立ち始めた。

 エサを軟らかくするが、ウキの動きは静かに…。逆にボソが強いエサを打つとウキは踊るように動く。小さめにエサ付けすると連続してヒット。午後2時までに33センチを頭に計58匹をゲットした。18日に新ベラの放流が予定され、地ベラに交じって新ベラの大釣りが期待される。釣期は11月いっぱいまで、ラストチャンスだ。

 ▽問い合わせ

 日刊スポーツ新聞社指定「湖畔荘」(電話)0555・87・2003。出舟は午前6時から。放流バッジ所持者は入漁料も含みボート1日3000円。ほかにブラックバスも狙える。交通など含み詳細は要確認。