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奈良・十津川水系、美アマゴ32匹

十津川水系のアマゴ仕掛け
十津川水系のアマゴ仕掛け

<渓流FISHING>

 渓流釣りのサオ下ろしに奈良・十津川水系へ良型アマゴをねらって先日、釣行。芦廼瀬(あしのせ)川支流の大野川、滝川本流へ入った。前夜の雨で水位は20センチ高で濁り無し。解禁からの釣り荒れと低水温で食いは悪かったが、イクラの流し方や仕掛けを工夫しながらサオ抜けを攻め、午前9時から2時間ほどでヒレがピンと張った16~22センチの天然ものを32匹ゲット。渓流に春を感じた釣りだった。【日刊FPC・上西逸朗】

 午前7時半頃、十津川村風屋に到着。滝川の水量は約20センチ高で釣りづらそうなので芦廼瀬川の支流・大野川に入った。片川集落から入川すると、川原には先行者の足跡がある。集落下流の大渕から攻めることにした。水温は6度。仁丹オモリの3号を打った仕掛けで生イクラをエサに落ち込み際へそっと投入。十分にエサを底に入れ、道糸の抵抗で流れに乗せるが反応なし。活性が高い元気なアマゴは釣り切られたようだ。

 次は2号オモリを追加して渕底を探る。サオ先を水面近くまで下げるとツンツンと穂先をたたく軽快な食いアタリ。第1号の天然アマゴはサビがなくヒレがピンと張った18センチ級。小気味よいアタリが続き6匹追加するとアタリが止まった。

 そこでハリスを25センチほどに伸ばしオモリも3Bに変更。渕底でエサを止めると再びアタリが出て20センチ級の良型が3連続で掛かった。仕上げはオモリを4号に替えて40センチの手尻でエサをナチュラルドリフトで流すと目印がキューンと横走る。合わすと目印からかなり離れた対岸際でアマゴがギラリと光り、同型を取り込んだ。この渕で13匹ゲット。

 釣り上がると1級ポイントではアタリが出ないが、攻めにくい対岸の流木周りや大石際を手尻を短くして流すと一発で掛かる。小まめに仕掛けやポイントを変えながら攻め、2時間で16~22センチを30匹。朝から気になっていた滝川の本流へ。

 民宿「いづつや」下流から入川。水温が8度あるのでキンパクのエサで流シン脇を流すがダメ。イクラに戻すと一発でアタリ。きれいな幅広の22センチだ。だが水位が高いため、慎重に適水勢を探すが、1匹追加しだけでタイムアップ。本流は水が引くと良さそうだ。

 【今後の見通し】熱心な稚魚放流が行われていて魚影が濃い。水況が落ち着けば順調に釣れるだろう。源流はサビが残る個体もあり4月下旬から良さそうだ。

 【問い合わせ】十津川漁協 電話0746・66・0305。入漁券は、年券6000円、日券3000円。現場は1000円増し。

 【交通】マイカー利用が便利。国道168号で十津川村へ。滝川へは「風屋」で左折。芦廼瀬川へは「滝」で左折する。

 [2010年3月19日12時16分 紙面から]


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