第97回全国高校野球選手権大阪大会の組み合わせ抽選会が大阪市内で行われ、大会4連覇を目指す大阪桐蔭は7月19日履正社と舞洲で初戦を戦うことが決まった。大阪大会はノーシード制で行われるため、いきなり優勝候補同士の激突となった。大阪桐蔭は昨夏の甲子園で優勝。今春センバツでは4強。一方の履正社は昨年春のセンバツで準優勝した実力校。その時のメンバーも残り、初戦から好ゲームが期待される。

 履正社の西村卓浩主将(3年)が先にクジを引き、大阪桐蔭・福田光輝主将(同)が履正社クジを引き当てる形になった。西村は「クジを引く前の福田と目が合って、当たりそうな気がしていました。すごく気持ちの出るヤツなんで」と苦笑いし、福田も「(対戦を)予想している自分がいた」と明かした。ともに「全力で行きたい」と対決を歓迎した。