高校生のプロ野球志望届提出者は以下の通り。78人が提出した。ドラフト会議は10月22日に行われる。
北海道
北海道留萌千望・髙田郁美斗投手
181センチ、90キロ、右投げ右打ち
青森
八戸学院光星・呉屋開斗投手
今春センバツ出場しリリーフで登板。180センチ、75キロ、左投げ左打ち
弘前工・藤田航生投手
174センチ、68キロ、左投げ左打ち
岩手
花巻東・高橋樹也投手
今夏甲子園、U18(18歳以下)W杯で活躍。最速146キロの直球に加え、スライダー、チェンジアップ、90キロ台のカーブなど多彩な変化球を持つ左腕。176センチ、74キロ、左投げ左打ち
秋田
秋田商・成田翔投手
最速144キロの直球に、鋭く落ちる縦のスライダーを武器とする左腕。秋田商では1年春からベンチ入り。同年夏の甲子園では救援登板。3年夏は2回戦で16奪三振を記録するなど、8強入り。日本代表としてU18W杯でも活躍した。端正なマスクに女性ファンも多い。168センチ、70キロ。左投げ左打ち
- 秋田商・成田翔
山形
山形中央・佐藤僚亮投手
2年夏に甲子園出場し3回戦進出。140キロ超の直球が武器。172センチ、75キロ、左投げ左打ち
山形中央・青木陸捕手
2年夏に甲子園出場し本塁打。今夏は準決勝敗退。高校通算46本塁打。181センチ、88キロ、右投げ右打ち
宮城
仙台育英・佐藤世那投手
最速146キロの直球に、2種類のフォークを使い分ける本格派。2年秋の明治神宮大会を制し、3年春センバツは2回戦敗退。同夏は甲子園準優勝。日本代表としてU18W杯ではエースの活躍。3戦に先発登板し、2勝を挙げ、最優秀先発投手に選ばれた。180センチ、84キロ、右投げ右打ち
- 仙台育英・佐藤世那
仙台育英・平沢大河内野手
走攻守揃った遊撃手。複数球団が1位指名候補に挙げている。2年秋の明治神宮大会を制し、3年春センバツは2回戦敗退。同夏は甲子園で3本塁打するなど主軸として活躍し準優勝。U18W杯でも、クリーンアップを打った。176センチ、76キロ。右投げ左打ち
- 仙台育英・平沢大河
福島
聖光学院・佐藤都志也捕手
今夏甲子園出場(初戦敗退)。179センチ、77キロ、右投げ左打ち
群馬
高崎健康福祉大高崎・柘植世那捕手
174センチ、80キロ、右投げ右打ち。強肩強打の捕手。2年夏から甲子園に出場し、3年春8強、同夏は16強入り
- 高崎健康福祉大高崎・柘植世那
桐生第一・速水隆成内野手
189センチ、87キロ、右投げ右打ち
茨城
土浦湖北・大関友久投手
2年秋県4強、今夏は3回戦敗退。186センチ、83キロ、左投げ左打ち
霞ケ浦・綾部翔投手
最速145キロ右腕。今夏甲子園出場(1回戦敗退)。187センチ、85キロ。右投げ右打ち
- 霞ケ浦・綾部翔投手
つくば秀英・野沢佑斗投手
今夏は県大会2回戦敗退。181センチ、72キロ、右投げ左打ち
茨城キリスト・古内匠捕手兼外野手
今夏は県大会2回戦敗退。178センチ、65キロ、右投げ右打ち
埼玉
花咲徳栄・大滝愛斗外野手
今夏甲子園8強。2回戦の三沢商(青森)戦でランニング本塁打を放ち、快足も披露した強肩強打の外野手。178センチ、82キロ、右投げ右打ち
志木・上野龍一外野手
今夏県大会2回戦敗退も2試合連続2安打。174センチ、65キロの中堅手
飯能南・清水陸投手
右投げ左打ち
山梨
帝京三・茶谷健太投手
最速145キロの直球が武器。今春関東大会出場。185センチ、85キロ、右投げ右打ち
山梨学院大付・石橋和也内野手
4番を打つ三塁手。今夏は3回戦敗退
千葉
専大松戸・原嵩(はら・しゅう)投手
最速148キロの直球が武器。打撃も魅力。今夏甲子園出場。185センチ、85キロ、右投げ右打ち
- 専大松戸・原嵩投手
専大松戸・渡辺大樹内野手
182センチ、84キロの大型遊撃手。50m5秒9の俊足も魅力。今夏甲子園出場。右投げ右打ち
千葉英和・網谷圭将捕手
2年時から4番に座る強打の捕手。高校通算33本塁打。今夏は初戦敗退。183センチ、80キロ、右投げ右打ち
我孫子東・宮城正規投手
最速144キロの「我孫子のジャイアン」。181センチ、100キロ。右投げ両打ち。今夏は千葉大会5回戦敗退
東京
関東第一・オコエ瑠偉外野手
ナイジェリア人の父を持ち、50メートル走5秒96の快速が最大の武器。小1から捕手で野球を始め、小6で外野手に転向。東村山六中では東村山シニアに所属。父ボニーさんが、サッカー選手になってほしいとの願いからラモス瑠偉(FC岐阜監督)の「瑠偉」と名付けた。ロッテ内は親戚。高校通算36本塁打。遠投120メートル。視力2・0以上。183センチ、86キロ。右投げ右打ち。夢はメジャーリーガー
- 関東第一・オコエ瑠偉
東海大菅生・勝俣翔貴投手
本職は投手だが、打撃のセンスは非凡。3年春は甲子園に出場したが、1回戦敗退。3年夏は西東京大会決勝で早実に敗れた。U18W杯ではクリーンアップに入り、打率5割5分6厘、1本塁打、12打点で首位打者と打点王を獲得した。180センチ、80キロ。右投げ左打ち
- U18日本代表でプレーした東海大菅生・勝俣翔貴投手
岩倉・巽大介投手
140キロ台の直球を投げ込む大型サウスポー。今夏東東京大会3回戦敗退。183センチ、84キロ、左投げ左打ち
八王子実践・深瀬大輔
180センチ、94キロ、右投げ右打ち
篠崎・山本紘平投手
帝京から転校し、3年夏には下町の公立校を創部以来初の東東京大会4強に導いた。最速144キロ右腕。175センチ、77キロ、右投げ右打ち
総合工科・水口南海捕手
今夏の西東京大会で4回戦進出。171センチ、68キロ、右投げ右打ち
神奈川
東海大相模・小笠原慎之介投手
最速151キロのドラフト最上位候補左腕。今夏の甲子園では決勝戦で自らV弾を放ち優勝を決めた。U18W杯でも日本代表で活躍した。180センチ、83キロ。左投げ左打ち
- 東海大相模・小笠原慎之介
東海大相模・吉田凌投手
小笠原と2本柱として今夏の全国制覇に貢献。2年夏には神奈川大会決勝で20奪三振を記録した。181センチ、70キロ。右投げ右打ち
- 東海大相模・吉田凌
横浜創学館・望月惇志投手
188センチ、84キロで、最速148キロの大型右腕。横浜創学館では2年春からベンチ入りし同年秋から「背番号1」。3年夏は5回戦で敗れた。右投げ右打ち
- 横浜創学館・望月惇志
日大藤沢・下地滉太捕手
遠投110メートルを誇る強肩強打の大型捕手。今夏神奈川大会は準決勝で東海大相模に敗れた。183センチ、82キロ、右投げ右打ち
伊勢原・増田直也内野手
遊撃手。169センチ、62キロ、右投げ右打ち
平塚工科・十二真緒
選手兼マネジャー
長野
蘇南・川井梨瑚内野手
松商学園・船﨑星矢外野手
173センチ、70キロ、右投げ左打ち
石川
遊学館・小孫竜二投手
145キロ超の直球が武器。今夏甲子園出場し1勝。179センチ、83キロ、右投げ右打ち
- 遊学館・小孫竜二投手
福井
啓新・高平廉都外野手
1番を打つ右翼手。今夏県大会4強。183センチ、77キロ、右投げ右打ち
敦賀気比・平沼翔太投手
闘志をむき出しにするスタイルで最速144キロ。打者としても評価が高い。2年夏は甲子園4強。3年でセンバツ優勝。同夏は2回戦で敗退。178センチ、78キロ、右投げ左打ち
- 敦賀気比・平沼翔太
福井商・木内陸内野手
機動力のある1番打者で二塁手。165センチ、60キロ、右投げ左打ち
静岡
静岡・堀内謙伍捕手
強肩と強打が持ち味。1997年(平9)4月15日、菊川市生まれ。内田少年団で野球を始め、主に投手、捕手を経験。東海大翔洋中を経て静岡高に入学。1年秋から正捕手で5番。2年春から4番に座り、同夏の甲子園にも出場。3年春はセンバツで同校50年ぶりの8強入りに貢献。同夏は甲子園1回戦で敗れた。U18W杯では正捕手として7試合に出場し、16打数7安打5打点と活躍。ベストナインにも選出された。高校通算本塁打14本。好きな選手は西武森友哉捕手。175センチ、84キロ、右投げ左打ち
- 静岡・堀内謙伍捕手
日大三島・小沢怜史投手
2年春は右翼で秋からエース。昨秋は東海大会4強で、今春は負傷もあり県大会初戦敗退。今夏2回戦で152キロをマークした。180センチ、78キロ。右投げ左打ち
- 日大三島・小沢投手
愛知
豊橋中央・谷川原健太捕手
高校通算40発超の強打が売り。173センチ、78キロ、右投げ左打ち
岡崎城西・加納達基捕手
今夏愛知大会は初戦敗退。176センチ、80キロ、右投げ右打ち
誉・内田大貴投手
140キロ超の速球が武器。今夏愛知大会8強。173センチ、67キロ、左投げ左打ち
岐阜
県岐阜商・高橋純平投手
最速152キロの高校NO・1右腕。1997年(平9)5月8日、岐阜市生まれ。小学2年から梅林スポーツ少年団で野球を始め、梅林中時代は揖斐本巣パワーボーイズに所属。県岐阜商で1年春からベンチ入り。今春センバツ1回戦の松商学園戦で150キロを2度マークするなど8強入り。夏は左太もも肉離れの影響もあり甲子園出場を逃したが、U18W杯代表に選ばれた。183センチ、78キロ。右投げ右打ち
【スカウトコメント(今夏岐阜大会登板時)】
◆阪神熊野スカウト 悩ましいね。手首が肘よりも先に出ていた。ああいうのを見ると怖い。どうしても足が使えないからアームになる。突っ立っちゃうから。ただ、星は持ってる。ある程度、万全でも中京にはひょっとしたらと思っていた。これで甲子園に出たら“持ってる”よね。持ってる選手は何とかしないと(笑い)。今日は元気なところが見られてよかった。
◆巨人山下スカウト部長 彼本来の力じゃない。本来の力を出せばAクラスの評価。今日で技術的な評価が下がることはない。
◆ロッテ林球団本部長 慎重に投げていた感じ。担当スカウトは「ベストからは遠い」と言っていたが、報告にたがわない良い選手という印象だ。
◆楽天長島スカウト部長 (評価は)揺るぎない。少しずつでも回復している。それが見られてよかった。彼もチームメートに感謝だね。
◆オリックス由田スカウト 明らかに足が痛いのに140キロが出るんですから。ドラフト1位は1位。目玉でしょ。
◆広島松本スカウト 問題なし。大丈夫。ドラフト1位です。今日は上体だけで投げている感じ。
◆中日中原スカウト 全力ではないけど、力みなく、しっかりと投げられていた。コントロールはいいし、あれで144キロ出るんだから。
- U18日本代表としてプレーした高橋純平
帝京大可児・米田虎太郎内野手
1番を打つ遊撃手。今夏は初戦敗退。175センチ、72キロ、右投げ右打ち
三重
津田学園・出口匠投手
エースで4番。最速145キロ、打っては高校通算40発超。今夏三重大会8強。175センチ、91キロ、右投げ右打ち
菰野・山田大樹投手
140キロ台後半の速球を持つ。2年夏はエースとして三重大会決勝で敗退。3年夏は3回戦で敗退した。打者としても4番で活躍。176センチ、75キロ、右投げ左打ち
菰野・永田将也投手
140キロ台の直球が武器。175センチ、75キロ、右投げ右打ち。今夏は3回戦敗退
京都
龍谷大平安・高橋奎二投手
高く足を上げる投球フォームが特徴的で「左のライアン」とも呼ばれる。145キロの直球に多彩な変化球を操る。2年春は甲子園でも登板し、センバツ優勝の原動力となった。同夏、3年春と3季連続甲子園に出場したが、それぞれ初戦敗退。3年夏は県大会4回戦で敗れた。177センチ、70キロ。左投げ左打ち
- 龍谷大平安・高橋奎二
大阪
大阪偕星学園・姫野優也外野手
183センチ、84キロ、右投げ右打ち。今夏甲子園出場し、九州国際大付戦で本塁打。当初は天理(奈良)に進学も1年春にやめ、工事現場などで働きながらひと夏を過ごしたが1年9月に大阪偕星学園に編入。投手としても最速140キロ超の直球を投げ込む
- 大阪偕星学園・姫野優也外野手
大阪桐蔭・青柳昴樹外野手
昨夏甲子園優勝、今春センバツ4強。U18日本代表候補にも選出された強打の大型外野手。182センチ、83キロ、右投げ右打ち
大塚・村林一輝内野手
180センチ、72キロ、右投げ右打ち
大塚・七野隼投手
175センチ、72キロ、右投げ右打ち
大冠・吉田大喜投手
最速144キロ右腕。今夏の大阪大会で4強。174センチ、73キロ、右投げ右打ち
奈良
智弁学園・広岡大志内野手
小、中学校とオール松原ボーイズに所属し、中堅、三塁を守った。智弁学園では巨人岡本の1年後輩で、主に外野と三塁で、2年秋から遊撃。甲子園は14年春夏出場し、春は4番右翼、1番右翼で出場。夏は7番三塁で1本塁打。趣味はスノーボード。180センチ、80キロ。右投げ右打ち
- 智弁学園・広岡大志内野手
桜井・横山友亮内野手
4番を打つ一塁手。1年夏に甲子園出場。今春奈良大会8強、夏は初戦敗退。175センチ、79キロ、右投げ右打ち
和歌山
初芝橋本・黒瀬健太捕手
高校通算97本塁打を誇る強打の捕手。大阪・泉南市生まれ。新家小1年から「新家スターズ」で外野手で軟式野球を始め、同年中に捕手転向。一丘中では「貝塚ヤング」に所属。初芝橋本では1年春からベンチ入りし、同秋から正捕手。2年秋は県4強。今夏は3回戦敗退で甲子園出場なし。好きな選手は西武森。50m6秒85。遠投100メートル、181センチ、98キロ。右投げ右打ち
- 初芝橋本・黒瀬健太捕手
智弁和歌山・春野航輝内野手
高校通算42本塁打を誇る大型内野手。今夏の甲子園では「5番一塁」で津商戦に先発し4打数1安打。和歌山国体では2戦3発を放ち、右の和製大砲ぶりをアピール。目標とする選手は日本ハム中田翔。184センチ、92キロ。右投げ右打ち
- 智弁和歌山の春野航輝
岡山
おかやま山陽・古川大珠捕手
173センチ、77キロ、右投げ左打ち
高知
高知商・橋本隆外野手
174センチ、65キロ、右投げ右打ち
高知中央・日隈ジュリアス
米国人の父を持つハーフ。直球は140キロを超える左腕。184センチ、77キロ
香川
坂出・西梶友理投手
172センチ、74キロ、右投げ右打ち
徳島
那賀・髙田真誠捕手
今夏は4番捕手で出場も徳島大会1回戦で敗退。178センチ、75キロ、右投げ右打ち
福岡
大牟田・龍頭大夏投手
176センチ、78キロ、右投げ右打ち。今春県大会4強、今夏は4回戦敗退
飯塚・渡辺健史投手
左投げ左打ち
九州国際大付・岩﨑魁人捕手
今夏甲子園で8強。3番捕手としてチームをけん引。172センチ、75キロ、右投げ右打ち
九州国際大付・富山凌雅投手
今夏甲子園で8強のエース。178センチ、82キロ、左投げ左打ち
九州国際大付・山本武白志内野手
今夏甲子園で8強。4番三塁として3本塁打を放った強打者。188センチ、89キロ。右投げ右打ち。父は巨人の4番として活躍した元ロッテ監督の功児氏
- 甲子園で本塁打を放つ九州国際大付・山本武白志内野手
大分
大分商・川瀬晃内野手
今夏県大会は準優勝、あと一歩で甲子園出場を逃す。1番遊撃で活躍。175センチ、63キロ、右投げ左打ち
熊本
八代東・野住翔龍捕手
175センチ、65キロ、右投げ右打ち
鎮西・山下篤郎投手
昨春センバツ出場。今夏4強。178センチ、81キロ、左投げ左打ち
ルーテル学院・中村晨投手
最速141キロを誇る長身右腕。190センチ、80キロ。右投げ右打ち。今夏は熊本大会2回戦敗退
沖縄
普天間・与那原大剛投手
190センチ、89キロ、右投げ右打ち。今夏沖縄大会8強
主な未提出者と希望進路
※郡司裕也捕手(仙台育英)=慶大
※宇草孔基内野手(常総学院)=法大
小藤翼捕手(日大三)=早大
加藤雅樹捕手(早実)=早大
※杉崎成輝内野手(東海大相模)=東海大
※豊田寛外野手(東海大相模)=国際武道大
檜村篤史内野手(木更津総合)=早大
江口奨理投手(浦和学院)=立大
※篠原涼内野手(敦賀気比)=大学進学
内山竣外野手(静岡)=明大
※上野翔太郎投手(中京大中京)=駒大
永谷暢章投手(履正社)=JR東日本
※船曳海外野手(天理)=法大
※森下暢仁投手(大分商)=明大
※=U18高校日本代表