21世紀枠で出場の多治見(岐阜)と中村(高知)が相次いで敗れた。 

 第2試合に登場した多治見(岐阜)は甲子園で春夏優勝経験のある報徳学園(兵庫)と対戦。本塁打を含む21安打を浴び0-21で大敗した。

 第3試合には40年ぶり出場の中村(高知)が登場。こちらも夏の甲子園で優勝経験のある前橋育英(群馬)と対戦。最終回に1点を返す粘りを見せたが1-5で敗れた。

 21世紀枠とはいえ、ともに昨秋の県大会で優勝。初戦突破を目指したが実力校の前に力及ばなかった。

 それでもアルプス席は満員のファンで埋まり大声援を送った。試合後には大きな拍手が送られた。

 残る21世紀枠は部員10人の不来方(岩手)。大会第5日(23日)にこちらも全国優勝の経験があり、昨秋の東海大会を制した強豪の静岡と対戦する。