第89回選抜高校野球大会(甲子園)出場の明徳義塾(高知)は23日、大阪・豊中市内で約2時間汗を流した。

 早実(東京)との初戦を24日に迎えるが、決戦前日は、シートノックや打撃練習を行った。エース北本佑斗投手(3年)は、直球中心に25球を投球して調整。「調子は上がってます。明日は自分のピッチングをして、チームに流れを持っていきたいです」と笑顔で話した。早実の3番清宮幸太郎内野手(3年)の映像を見て、苦手なコースや球種は確認済みだ。「前から対戦したいと思っていた。楽しみです。甘く入ったら打たれるので、低めに投げてコースを突いていきたい」と北本。馬淵史郎監督(61)は「早実だからと特別なことは考えていない。初戦を切り抜けてグッといきたい」と話した。