大会第7日は甲子園史上初の2試合連続引き分け再試合となった。

 第2試合の滋賀学園-福岡大大濠が延長15回、1-1で引き分け再試合。続いて行われた第3試合の高崎健康福祉大高崎(群馬)-福井工大福井も7-7で15回引き分け再試合となった。

 NHKテレビの第3試合のアナウンサーは「歴史に残る一日となりました」と実況した。

 甲子園で大会規定(18回または15回)による延長引き分け再試合が1大会で2度以上も初めて。第2試合では福岡大大濠の三浦銀二投手(3年)が15回、196球を1人で投げ抜いた。

 2試合続けて引き分け再試合となったことで日程が変更された。再試合はいずれも明後日28日に行われることが決まった。また準々決勝翌日の休養日がなくなり決勝戦は31日に行われる。

 【27日=2回戦3試合】

▽第1試合:秀岳館-作新学院(午前9時開始)

▽第2試合:東海大福岡-早実

▽第3試合:静岡-大阪桐蔭

 【28日=引き分け再試合】

▽第1試合:福岡大大濠-滋賀学園(午前11時開始)

▽第2試合:高崎健康福祉大高崎-福井工大福井

 【29日=準々決勝4試合】

 【30日=準決勝2試合】

 【31日=決勝】