８回裏、高崎健康福祉大高崎の攻撃で、両チームともに負傷者が出るアクシデントが起きた。

　１死二塁で、小野大夏投手（３年）が三塁ゴロでアウトになる間に、二塁走者の山下航太内野手（２年）が三塁へ進塁。三塁でタッチプレーとなってアウトとなった際に、秀岳館の半情冬馬遊撃手（３年）と激しく交錯。山下は右肘を負傷。山下のヘルメットが胸元から顔に当たった半情は担架で運ばれた。

　２人はともにベンチに下がり、山下は片倉雅史内野手（３年）と、半情は橋本大輝内野手（３年）と交代した。

　半情は西宮市内の病院に運ばれ、首の打撲と診断された。「最後まで出たかったので悔しい。明日も出るつもりなので頑張りたい」とコメントした。