早実・清宮幸太郎内野手(3年)が、高校通算83号と84号を放ち、チームを35年ぶり9回目の優勝に導いた。1点リードの8回1死一塁、右翼席最上段への特大アーチをかけると、逆転され3点を追う9回の打席では中越えに同点3ラン。試合は延長12回、18-17で日大三にサヨナラ勝ちした。
異例のナイター開催となった試合は4点を先制され、シーソーゲームとなったが、2万人の大観衆の前で主役となったのは、清宮だった。両チームはともに関東大会(5月20日開幕、茨城)に進む。
西武中村剛也(大阪桐蔭時代の高校通算83発を超える清宮の84号に)「あれだけ騒がれても打ってるところは、すごいなと思います」
<高校通算本塁打上位>
(1)107 山本大貴(神港学園=12年)
(2)97 黒瀬健太(初芝橋本=15年)
(3)94 伊藤諒介(神港学園=10年)
(4)87 中田 翔(大阪桐蔭=07年)
(5)86 大島裕行(埼玉栄=99年)
(6)85 横川 駿(神港学園=11年)
(7)84 清宮幸太郎(早実=17年)