岡田龍生(たつお)監督(55)率いる履正社(大阪)が高槻北(大阪)に7回コールド勝ちした。5回から登板した岡田龍生(りゅうい)投手(2年)は、失策から1失点したものの、3回を無安打に抑えた。

 岡田は「ストライク先行でリズムを崩さないように投げました」とさわやかに振り返った。2回戦の住吉商との試合でも2イニングを無安打に抑えた。この春初めてベンチ入りした岡田に岡田監督も「気持ちのある子。コツコツやってきてここまできた」と期待を寄せる。

 岡田は10年の夏の甲子園に出場した履正社をテレビで見ていた時に「同じ名前だ」と指揮官の名前を認識。龍生の名前は「坂本龍馬のようになってほしい」との思いから1文字もらって付けられた。「(今日の投球は)気持ちが入りました」と坂本龍馬のように熱い新戦力が出てきた。