3季連続甲子園4強の強豪、秀岳館(熊本)の鍛治舎巧監督(66)が体調不調で緊急入院していたことが22日、分かった。

 準々決勝熊本国府戦で9-4で勝利した後、21日に入院した模様で、学校関係者によると「疲労によるもので、1週間ほどの入院が必要」と診断されたという。

 疲労性の「突発性不整脈」で検査入院との情報がある。今日23日の準決勝八代戦はベンチ入りできず、山口幸七部長(33)が監督代行として指揮を執る方向だという。

 鍛治舎監督は今年のセンバツにも3季連続で出場を果たし、いずれも4強に導いていた。元NHK解説者でもあり、独自の練習理論と作戦で攻撃型のチームを作り、甲子園で勝利を重ねていた。4季連続甲子園出場へあと2勝と迫ったこの時期にまさかの離脱。秀岳館は監督不在のまま、熊本大会の頂点に挑むことになった。