早実・清宮幸太郎内野手(3年)が日本学園との準々決勝を制し、2年ぶりの4強入りを決めた。

 史上最多の107本に王手をかけ、観衆1万1000人と注目を集めた試合。2打数1安打2四球で記録は次戦に持ち越されたが、7回無死一塁ではバントに猛チャージし、併殺を完成させるなど、好守でもり立てた。昨夏は準々決勝で八王子学園八王子に敗退。1つの壁を乗り越え、清宮は「準々決勝は、こんなもの(難しい)かなという試合でした。1試合1試合が重くて、なかなか勝ち抜くのもきついので、どんな展開でも自分たちの野球ができればと思います」と振り返った。