最速147キロ左腕の国士舘・草薙柊太投手(3年)が公式戦初先発し、6回2安打無失点に好投し8強へ導いた。

 初回に2点をもらい1回裏に四球こそ出したが、3回まで無安打投球。4回に内野安打を許したがピンチらしいピンチはなく、後ろへつないだ。7球団のスカウトが視察。

 草薙は「立ち上がりはあまり良くなかったが、変化球でカウントを取れた。今日はチェンジアップが良かった」と振り返った。

 入学当初は68キロだったが、トレーニングを積み80キロまでビルドアップ。「次はもっとストレートで押す投球がしたい」と準々決勝の東海大菅生戦をイメージした。