レンジャーズ・ダルビッシュ有投手が18日、キャンプ地の米アリゾナ州サプライズで、覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者について「良くないことだけど、誰にでも間違いはある。単にたたくだけでは何もならない」と、更生プログラムなどを受けた上で球界などに社会復帰する道を閉ざすべきではないとの考えを示した。清原容疑者とは親交があるという。

 同投手は過去に薬物に手を染めた大リーグのチームメートの名を挙げ、「米国ではそういう選手でも再びチャンスをもらえる」と指摘。「日本もセカンドチャンスが持てる社会になっていかないと。もし(清原容疑者が)更生できて復帰して、(プロ野球の)優勝監督にでもなったら、日本は変わると思う」と持論を語った。