カブスとマイナー契約を結び、現在メジャーキャンプに参加している川崎宗則内野手(35)が、28日放送開始のキリンビール「キリン 氷結」新CMに登場する。

 CMでは「あたらしくいこう」のブランドメッセージをコンセプトに、川崎が初の「居合」に挑戦。普段握っているバットを日本刀に持ち替え、代名詞の「チェスト!」を叫んで巻きわら斬りを披露した。真剣に最初はおっかなびっくりだったが、トップアスリートらしい飲み込みの早さで周囲を驚かせたという。

 前半部分では明るい「ムネリン」キャラでアドリブのダンスを踊った。川崎は「僕自身のまったく異なる2つのスタイルでのCM撮影にチャレンジしました。なかでも、本物の真剣での居合という、またとない経験をすることができました。いつもとは違う和服、緊張感のある雰囲気での収録でしたが、今までにない新しい僕の姿をお見せできたんじゃないかなと思います。今年はこの居合のフォームを生かして、新たな打撃フォームにもチャレンジしてみたいと思います」。居合打法? 習得を予告するなど、ノリノリで撮影を終えた。