マーリンズのイチロー外野手(43)がナショナルズ戦に「5番右翼」で出場し、4試合連続安打とオープン戦初の適時打を記録した。

 2回1死無走者の第1打席に先発右腕ターナーの96マイル(約155キロ)の速球を左前に運んだ。これで19日のメッツ戦以降、出場している4試合連続の安打をマーク。2死一塁の第2打席では、一塁走者が二盗に成功した後、カウント3-0から再び速球をとらえて適時右前打を放ち、6番ロハスの二塁打で得点した。マルチ安打は2試合連続、このオープン戦で3度目となる。

 7回の第3打席は見逃し三振に倒れ、3打数2安打1打点1得点。オープン戦打率は2割8分6厘に上がった。

 試合前は、チームに再合流したWBC米国代表のイエリチと言葉を交わした。「少し話しました。よかったですね」と同僚の優勝を祝った。