米国に日本ハム大谷ばりに高レベルで二刀流をこなす高校野球選手が出現した。

 カリフォルニア州ロサンゼルスのノートルダム高校に通うハンター・グリーン投手(17)。マーリンズ・スタントン外野手の高校の後輩にあたるグリーン投手は、6月12日のMLBドラフトで最も注目を集める選手の1人だ。

 米ヤフー電子版によると、グリーン投手は、投げては最速102マイル(約164キロ)をマーク。野手としては遊撃を守り、450フィート(約137メートル)のホームランをかっ飛ばす。その姿は現役時代のアレックス・ロドリゲス内野手(元ヤンキース)をほうふつとさせるという。

 すでにスポーツイラストレイテッド誌の表紙にも登場。同紙の表紙になったのは高校生の投手としては2人目で「野球界のレブロン・ジェームズか、新時代のベーブ・ルースか」の見出しがついた。

 ドラフトでは全体1位の指名権を持つツインズか、同2位のレッズが指名する可能性が高く、納得いく順位でなければ、UCLAへ進学するプランもあるという。