ブレーブスが、試合開始から6時間15分後の現地時間午前1時52分にサヨナラ勝ちを収めた。

 午後7時37分に開始した試合は、パ軍が3ー2とリードした6回終了後に雨で中断。3時間12分の中断後、試合開始したのは日付が変わった午前0時51分だった。

 ブ軍は7回に2番フィリップスと4番ケンプの適時打で逆転。9回に再度追い越されたが、2死一塁から3番マーケーキスの右中間二塁打で追い付き、ケンプ敬遠後にアダムズが左翼線へサヨナラ安打を放った。20日にカージナルスからトレードで加入したばかりのアダムズは「我々は最後まで戦った。このチームの一員になれて楽しいよ」と喜んだ。フィリップスは「おそらく人生で一番長い試合だったよ。クレイジーだったけど、野球は人生のようなものだし、勝利できて良かった」と大リーグ公式サイトでコメントした。

 ただ、AP通信によれば午前2時近くまで球場に残りブ軍の勝利を見届けたファンは200人程度。発表されたこの日の観客数は2万5040人だった。