来年の米国野球殿堂入り候補者が20日(日本時間21日)発表され、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(43)が初めて名を連ねた。

 松井氏はメジャー通算175本塁打。ヤンキース時代の09年ワールドシリーズでMVPを獲得、世界一に貢献した。

 日本選手では13年の野茂英雄氏に続いて2人目。野茂氏は落選した。

 今回、候補に挙がったのは33人。ほかにスイッチヒッターとして活躍したチッパー・ジョーンズ氏(ブレーブス)、612本塁打のジム・トーミ氏(インディアンス)、名内野手のオマール・ビスケル氏(オリオールズ)らも候補に挙がった。

 殿堂入りには同協会に在籍10年以上の記者による投票で75%以上の得票が必要。5%以上の得票で最長10年間、候補として残る。結果は来年1月24日に発表される。