ロサンゼルス・タイムズ電子版は12日(日本時間13日)「次の大谷翔平はもう待ち構えている」という記事を掲載。大谷獲得に失敗したドジャースが次に狙うのは、大谷の花巻東高の先輩でもある西武菊池雄星投手(26)だとした。

 菊池が海外FAを取得するのは最短でも20年で、それ以前のメジャー挑戦にはポスティングにかけられる必要がある。それでも同電子版は、ド軍が高校時代の菊池を見るために頻繁に小島スカウト(当時)を派遣していたと説明。花巻東・佐々木監督の「妻よりも小島さんに会う回数の方が多かった」というコメントも紹介し「ドジャースは次は大谷ほど調査に時間をかけずに済むだろう」と記した。

 同電子版によると、菊池はド軍の左腕エース、カーショーの大ファンで、5日おきにカーショーの登板をテレビ観戦するという。「菊池はたぶん8年前に思い描いていたドジャースに入団するだろう。もし菊池がカーショーと同じローテーションでなければ(カーショーが他球団へ移籍していれば)、菊池はカーショーに取って代わる投手としてドジャースに入ってくる」と締めくくった。