メッツは18日、通算311本塁打のエイドリアン・ゴンザレス内野手(35)と1年契約を結んだと発表した。

 今オフにドジャースからブレーブスへトレード移籍後に自由契約になっていた。AP通信によると、年俸はメッツが最低保障の54万5000ドル(約6000万円)を支払い、2150万ドルの大半はブレーブスが負担する。

 ゴンザレスはドジャース時代の2016年11月、メキシコ代表として日本代表との強化試合で来日。その際、当時日本ハムの大谷翔平投手(現エンゼルス)に熱烈ラブコールを送った。

 通訳を介して笑顔で数分間、会話。会心のスマイルで対応が終わると、ドジャーブルーのバッグをプレゼントした。「チームのいろいろなグッズが入っているんだ。Tシャツとか。たくさんのお金…では、ないけどね。ハハハ! ぜひ、うちに来てほしい」。

 しかし、これが不正な接触にあたりかねないとして、大リーグ機構がドジャースを厳重注意処分とした過去がある。ポスティング制度では、大リーグ球団は交渉が許されるまで選手と直接、間接に接触してはならないと規定されている。