エンゼルス大谷翔平投手(23)は21日(日本時間22日)、アリゾナ州テンピで打撃中心に練習。フリー打撃で36スイングし6本の柵越えを放った。

 約1時間で投手のメニューを終えると、その後は強打者トラウトと同じ組でフリー打撃をこなすなどバットを振り込んだ。6本の柵越えを放ったが、周囲の度肝を抜いたのが16球目だった。中堅に向かって大きな弧を描いた打球がバックスクリーンの最上部で弾む。外野フェンスまで約130メートル、バックスクリーンは少なく見積もっても8メートルの高さだ。

 打撃について「基本的には何も変えずに最初はいきたいと思っている。やってきたことをそのままグラウンドで発揮できればいい」と話していた。