エンゼルス大谷翔平投手(23)がオープン戦デビュー。本塁打を浴びるなど1回1/3、31球を投げ2安打2失点(自責1)、1四球2三振。最速は156キロだった。一問一答は以下の通り。

 -初登板を終えて

 大谷 内容はともかくとして、すごい楽しかったです。

 -昨季の登板も5試合しかなく、実戦に慣れるまでは時間がかかる

 大谷 実戦の勘みたいなものは、シーズンの最初は難しいですし、今日も出ないところだったので、難しいところもあります。でも野球自体は変わらないので、自然体で、今日も入ることはできたんじゃないかなと思います。

 -収穫と課題

 大谷 全体的にカウント(を取る)の球が甘かったですし、なんとなく探りに行ってる感じがあったので、そこは次回以降修正していきたいなと思っています。追い込んでからのフォークは、(練習の)ブルペンではそんなにいい感じではなかったんですけど、実際に試合で投げた方が、比較的いいポジションには落ちてくれていたので、そこはよかったんじゃないかと思ってます。

 -ブルワーズの打者からは直球に伸びやキレがないという声があった

 大谷 それは打者の感想なので僕はわからないですけど、状態をこれからもっともっと上げていけたらいいんじゃないかなと思っています。

 -登板後にトレーニングをしていたが、日本のときからやっていたのか

 大谷 日本は登板のすぐ後にトレーニングっていうのはそんなにないんですけど、今日はそんなに強度も高くないですし、2イニングしか投げていないので。比較的軽いゲーム内容だったので、その分こういう感じでトレーニングをやっていくっていう感じになったのかなと思います。

 -次は打者で出場となる

 大谷 今日も楽しかったですし、次回以降も打者でも投手でも、楽しんで、なおかつ結果を求めながら、内容もよく、頑張っていきたいなと思っています。